7月8日(火) 「ジャパンダートダービーはビッグウルフ」ほか [全国競馬情報]
2003/07/10(木) 12:46


○ジャパンダートダービーはビッグウルフ

大井競馬場のナイターで行われた3歳馬による統一GI「第5回ジャパンダートダービー(D2000m 13頭)」は、ゴール前、ビッグウルフが粘るユートピアをハナ差捕えて優勝、GI初制覇となった。
レースは南関東2冠馬ナイキアディライトがハナを切り、2番手に1番人気のユートピア、ビッグウルフは中団から徐々に好位にとりつき、4コーナーでは4番手。直線を向いて、逃げるナイキアディライトを外からかわしにかかるユートピアだったが、しぶとく差返すナイキアディライト。なんとか競り落とし、勝利目前のユートピア。しかしその外から、ビッグウルフが強烈な差し脚を見せる。きわいどい勝負は、ハナ差ビッグウルフが捕えていた。

1着 ビッグウルフ(JRA・武豊) 2分04秒9(重)
2着 ユートピア(JRA)     ハナ
3着 ナイキアディライト(船橋) 1馬身半
4着 ブイロッキー(JRA)    7馬身
5着 ナイキゲルマン(大井)   8馬身

[単 勝] 410円
[馬 複] 290円
[馬 単] 810円
[3連複] 290円
[3連単]1980円


勝ったビッグウルフは、父アフリート、母ビッグモンロー(トニービン)の牡3歳の黒鹿毛馬。兵庫チャンピオンシップ、名古屋優駿に続き重賞3勝目。GIは初制覇。通算成績を10戦7勝とした。鞍上の武豊騎手は、昨年のゴールドアリュールに続きこのレース連覇。



[レース後のコメント]

1着 ビッグウルフ
(武豊騎手)
「パドックで跨がった時も落ち着いていたし、状態はいいと感じていた。レースも予想通り、逃げ馬が逃げ、自分も5番手のいい位置につけられた。直線を向いてこれなら届くと思ったけど、そこから、なかなか交わせなかったね。ゴールに入っても勝ったかどうかわからなかった。この馬はいろいろな競馬場でレースをしているように、ダート適性の高い馬で、昨年のゴールドアリュール同様、ここから飛躍してほしいね」

(中尾正調教師)
「ゴール前は力が入ったね。しまい伸びる馬だけど相手も強いから心配だったけど、さすが豊君だね、しっかり差し切ってくれた。パドックでもいつも通り落ち着いていたし、距離伸びてこの馬の良さが出てきた。この後は放牧に出して、岩手のダービーグランプリを目標にしているが、もっと底力をつけて、強いダートホースにしたいね」


2着 ユートピア
(安藤勝己騎手)
「今日は珍しく枠入りを嫌い、スタートでも脚を滑らせてしまった。そのあたりを気にしたのか、3コーナーあたりで手応えがよくなかった。4コーナーではナイキアディライトに逃げ切られるかと思ったけど、そこから手応えの割には伸びてくれた。ただ、4コーナーでムチを入れることになるとは、そんなイメージはなかったね。原因がよくわからない。2000mは問題なかった」

(橋口調教師)
「スタートで躓いて、流れに乗れなかったのが痛かった」


3着 ナイキアディライト
(石崎隆之騎手)
「現時点では相手が強かったね。納得できるレースだった。まだ子供っぽいところがあるが、落ち着きも出てきたし、この後立て直して、秋に期待したいね」


4着 ブイロッキー
(松永幹夫騎手)
「前走でも3コーナーで置かれたからね。今日もそう。ムチを入れたら馬が嫌がってしまった。これからまだまだ良くなると思うよ」


5着 ナイキゲルマン
(的場文男騎手)
「ダービーの時よりナイキアディライトにまた差を広げられてしまった。追い切りでは動くのに、どうもそれがレースにつながらない。良馬場のほうがいい馬だが、それでも逆転までは無理だね。しょうがない」



○各地の2歳戦の結果

旭川競馬第1R「2歳未勝利 D1000m 10頭」
1着 スピードオペラ(川島雅) 1分04秒5(良)
2着 アオイシェイビアン    1馬身半
3着 ワイエスキングマン    1馬身

勝ったスピードオペラは、父グランドオペラ、母サンタカタリナ(ガダボート)の牡2歳鹿毛馬。5戦目で初勝利。


旭川競馬第2R「2歳未勝利 D1000m 11頭」
1着 サクラウイニング(井上俊) 1分04秒3(良)
2着 イリヤッド         3馬身
3着 ホワイトマーシャル     1馬身

勝ったサクラウイニングは、父ウイニングチケット、母ナプ(Storm Bird)の牡2歳鹿毛馬。2戦目で初勝利。


旭川競馬第3R「2歳牝馬未勝利 D1000m 11頭」
1着 カツイチシャワー(國信満) 1分04秒0(良)
2着 ハナグルマ         ハナ
3着 トウヴァビアン       3/4

勝ったカツイチシャワーは、父トワイニング、母カツイチシスター(ビシヨツプボブ)の牝2歳鹿毛馬。2戦目で初勝利。


旭川競馬第6R「アタックチャレンジI 2歳牝馬 D1000m 8頭」
1着 ケイジーロマン(千葉津) 1分03秒6(良)
2着 バリアントビーナス    3馬身
3着 ヤマノシーズ       2馬身

勝ったケイジーロマンは、父エイシンサンディ、母ケイジーファスト(イブンベイ)の牝2歳鹿毛馬。2戦1勝、2着1回。


旭川競馬第7R「アタックチャレンジII 2歳 D1000m 9頭」
1着 エレガントウェーブ(坂下秀) 1分04秒5(良)
2着 ヒワノカノン         3馬身
3着 ゴールデンジョオー      クビ

勝ったエレガントウェーブは、父パークリージェント、母ヤングウエーブ(キヤタオラ)の牝2歳鹿毛馬。3戦目で初勝利。



○グランシャリオカップ出走予定馬(地方)決まる

7月24日(木)旭川競馬場で行われる3歳馬の重賞「グランシャリオカップ」に出走予定の地方馬が以下のように決定した。

[北海道所属]
イエヤス
ウィナーズキャロル
セレブレーション
ビックネイチャー
ペガサスホープ
マンショウ

[他地区所属馬]
インターホーク(大井) 内田博幸
ディアブロメガミ(名古屋) 河端秀俊
テントリラー(名古屋) 倉地学
ボナンザーメモリー(名古屋) 安部幸夫