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受賞者で記念撮影

受賞者で記念撮影



NARグランプリ2007の表彰式が2月7日、都内某所で行われた。受賞者の共同会見でのコメントは以下の通り。


●最優秀騎手・特別賞 内田博幸騎手
「去年は3年連続で南関東4場全てでトップに立つのが目標だった。通算3000勝も達成できて良かった。JRAの一次試験を一昨日終えてほっとしている。競馬法規等を妻と一緒に勉強してきた。自分なりには勉強してきたつもりだが、試験の手応えは何とも言えない。40%くらいかも。合格発表のある2月14日には園田競馬場にいる予定。合格者を出している競馬場だし縁起の良い場所だ。
 層の厚い南関東で這い上がって1位になった。これで中央で1位にならなければ南関東の技術が低く見られてしまう。慣れない場所だしNo.1になれる保障はないが、トップを目指し続けたい。騎手を辞めるときにやりきったと思えるくらい頑張りたい」


●ベストフェアプレイ賞 菅原勲騎手(岩手)
「いつも変わらない気持ちでの騎乗を心がけている。今、川崎で騎乗しているが、皆さんのおかげで良い馬を集めてもらっている。もっとファンにアピールして頑張っていきたい。また、岩手の強い馬で南関東や中央のGIを勝ちたい。」


●特別賞 小林俊彦騎手(岩手)
「通算3000勝達成でき表彰されて、本当に嬉しい。であっという間の26年間だった。騎手になってよかったと改めて思っている。菅原勲騎手は1つ上の先輩で良い目標。永遠の先輩であり、周囲が言う様なライバルではない。岩手競馬が大変な状況にあるが、なんとか存続させて盛り上げていきたい」


●優秀女性騎手賞 別府真衣騎手(高知)
「去年に続き、賞をもらえて嬉しい。でも、自分の中では進歩を感じていないし、もっとレースを読める様になりたい。全日本レディースジョッキーシリーズでは2位に終わり悔しかった。今年もあるなら優勝したい。1つでも多く勝ち星を挙げて、今年は去年を上回りたい。また来年もこの席に来たい」


●優秀新人騎手賞 西謙一騎手(ばんえい)
「ばんえい競馬の存続が危なくなって他の職業を考えた時もありましたが、ジョッキーになれて良かった。先のことは考えずに、1つ1つ勝っていこうと考えていた結果の新人賞。これからも目の前のレースを1つ1つ勝っていきたい」


●フリオーソ騎乗 今野忠成騎手(川崎)
「フリオーソは瞬発力のなさそうなイメージだったので、ジャパンダートダービーでは無謀とも見えるレースをした。大きいところを一つ勝ててほっとしている。ちょっと引っ掛かるところがあって、それをなだめるのが難しい。これから脚質にもっと幅が出れば、更に上のクラスで走れる馬だと思う。
 まだまだ南関東には上手な人がいるし、内田博幸騎手が抜けた後も僕なりに頑張るだけ。去年以上の成績を挙げたい」


●フジノウェーブ騎乗 御神本訓史騎手(大井)
「今振り返るとJBCスプリントは地方の馬は勝っていなかったし、歴史に名を刻めたと考えると改めて嬉しい。
南関東は益田と違って騎手の数も違うし、層も厚いし、環境に慣れるのも苦労した。去年は周りのサポートもあって100勝以上出来た。今までコンスタントに1年間乗り続けたことがないので、今年は1年間乗り続けられる様に、内田博幸騎手が抜けた後の争いに加われる様に頑張りたい」


●最優秀調教師賞 川島正行調教師(船橋)
「何度いただいても嬉しい賞だ。スタッフが一生懸命頑張ってくれているお陰だ。
 去年は息子が隣に開業したが、私の背を見てやってくれれば自分に近づいてくる存在になるだろう。良いライバルとなって欲しい。
 内田博幸騎手が抜けた後は戸崎圭太騎手が主戦となるのではないか。他にも騎手を育てていかなくてはいけないと考えている。
 今年は具体的な数字を目標には掲げない。フリオーソはトーセンジョウオーの他に、ネームバリューの2歳馬も楽しみにしているので、そう言った馬の強さを見せて、もっと競馬場にファンが足を運んでくれる様に頑張りたい」


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