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明日はいよいよ南部杯。今年、盛岡競馬場で行われるダートグレードレースもこれで見納め。今年の南部杯はアグネスデジタル、アドマイヤドン、イーグルカフェの3頭のGIホースに加え、イーグルカフェと久々の再会を果たすトーヨーデヘア、交流重賞で好走を繰り返すトニージェント、南関東からもベルモントアクター等が参戦する好メンバーの14頭で争われる。

盛岡は爽やかな秋の空

盛岡は爽やかな秋の空


佐々木修一調教師

佐々木修一調教師


その中でも注目は、通算成績13戦9勝と好成績を残している水沢(岩手)のゴールドレッグ。メイセイオペラでお馴染みの佐々木修一厩舎の管理馬だ。重賞初挑戦となった前走の青藍賞でもトーヨーデヘアに肉薄。一気に交流GI挑戦となった。本番前日の今日、佐々木調教師にお話を伺った。

★ゴールドレッグについて佐々木修一調教師のお話
『春にはC2の馬でしたから、ここまで来るとは思っていませんでした。しかし、ここ(岩手)のオープンとも互角に渡り合える様になりましたし、楽しみにしています。今度はGI級の馬が揃っていますし、どのくらいの力がこの馬にあるのか見極めたいと思って出走させました。(大外枠14番ですが)枠はもっと内が欲しかったですね。レースでは思いきった待機策を考えています。より1頭でも上を目指して頑張りたいです。
 デビューは3歳の9月と遅かったのですが、牧場時代からフレグモーネがあって入厩自体が遅かったんです。今は体もしっかりしてきていますし、デビューの頃にあった掛かる癖もなくなりました。青藍賞ではオープンのペースに戸惑って3コーナーで置かれるところもありましたが、すぐに克服してくれると思います。メイセイオペラとの比較はまだ可愛そうですが、あの馬が強くなったのも5歳からですし、レッグはまだ若いですから、これから力をつけて交流重賞でも活躍してくれる馬になってもらいたいですね』

地元・岩手の記者の皆さんの評価も「まだこれから」と辛口だが、ここで経験を積んで岩手のスターに成長してもらいたいもの。佐々木調教師はメイセイオペラが活躍していた時に、随分とインタビューで番組に出演してもらってたが、明日は久々の登場となる。

今日もなかなかの客入り

今日もなかなかの客入り


白菊賞のゴールの瞬間

白菊賞のゴールの瞬間


ちなみに今日は、2歳牝馬による重賞=第29回・白菊賞(1400m)が行われ、菅原勲騎手が手綱を取るミチノクレットが鮮やかに差し切った。ミチノクレットは父ティンバーカントリー、母フックライン、母の父シャーディーという血統の牝2歳。通算成績6戦2勝。重賞初制覇。

★ レース後の菅原勲騎手のコメント
「ペースが速くて、この馬にちょうど良かったですね。牝馬にしてはズブイところのある馬ですが、追われて追われて伸びてくるんですね。ズブイ分、おとなしい馬ですよ。ペースを覚えて、自分から走る様になればもっと活躍してくれるでしょう。まだ成長途中で体ももっとキッチリしてくれるといいですね」

インタビューに答える菅原勲騎手

インタビューに答える菅原勲騎手


口取り写真の撮影

口取り写真の撮影


今日も賑わっていた盛岡競馬場。明日はスターホースを見に、さらに大勢のファンが集まることは間違いなさそう。地元の特産物を売るテントが出たり、原良馬さん、須田鷹雄さん、浅田次郎さんが出演するイベントもあり、みどころ一杯。お近くの方も遠くの方も、是非、盛岡競馬場に足を運んでみてください。

尚、ラジオたんぱでは『マイルチャンピオンシップ南部杯・実況中継』をラジオたんぱ第2放送、BSC301ch、デジタルたんぱ502で、15時30分から16時30分までの1時間に渡り内容充実でOA.どうぞお楽しみに!また、ラジオたんぱ競馬実況ホームページの有料側では実況のオンデマンド放送を楽しめたり、このページの様なレースレポートも掲載します。こちらもあわせてお楽しみください。


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