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遅くなりましたが5月を振り返ります。5月は万馬券愛好家にとって忘れることの出来ない1ヶ月でした。まさに歴史的な、素晴らしい万馬券の続出で『2007年5月』はこれから長く語り継がれることでしょう。

 まず、月間MVPの発表です。候補者は山本、舩山、佐藤の3人のアナウンサーでした。山本アナは、ご存知のようにNHKマイルカップの実況者です。4月のトライアルのニュージーランドトロフィーは490万馬券でしたが、NHKマイルカップは3連単がJRA歴代第4位となる973万9870円!このレースからは3連複(122万1770円)とワイド(1着3着の5万8890円)も重賞レースのレコードを記録しました。また山本アナは2週間後の19日の中京で3連複が193万4320円となったレースも実況しています。

 舩山アナはヴィクトリアマイルでした。重賞レースの第5位となる228万3960円。この日の舩山アナは、メインだけでなく10レースの丹沢ステークスが3連単124万9400円、最終レースとなった清里特別の3連単が111万8590円となり、みごとに100万超の高配当で「パンチアウト」してみせたのです。これでもか、これでもかと繰り出される大万馬券に私も酔ったものです。

 そして佐藤アナはダービーです。64年ぶりに牝馬が勝ったダービーが3連単215万5760円。佐藤アナは実況した皐月賞が162万馬券でしたので、万馬券ファンから「ぜひ菊花賞も実況してもらって『3冠』をめざして欲しい。」という声が出ています。私も偉大な記録に挑戦して欲しいと思っている一人です。この3人以外では中野アナが20日の中京の賢島特別を実況して3連単が136万7630円となりましたが、全く選考の対象にはなりませんでした。

 では、発表です。5月のMVPは、山本アナです!彼は4月にはニュージーランドトロフィーを実況して候補となりましたが佐藤アナに敗れていました。今回は「1番人気の馬が2着になりながら1000万近い配当になったことは価値がある。」など選考委員会から高い評価を受けてMVPとなりました。受賞後の山本アナのコメントは以下の通りです。

 山本直也アナ
「正直ホッとしています。4月も期待して発表を待っていたんですが、なかなかホームページが更新されなかったんです。で、見たら次点となっていて本当に悔しい思いをしました。490万のレースを実況してダメなら、いったいいくらならいいんだ、と思ったものでしたよ。今後は木和田アナと小林アナに続く『1000万プレーヤー』をめざして大台を達成してみたいですね。」

 トータルでは私小林が6割3分3厘でトップの座を守っています。2位はダービーデイに5打数5安打するなど5月は29打数23安打と多くの万馬券レースを実況した佐藤アナが6割1分7厘として3位から浮上しています。3位が5割8分6厘の木和田アナ、4位は5割8分3厘の舩山アナとなっています。一方、殿は依然小塚アナ。しかし、彼はまだ前半の実況しかしていない厳しい状況ながらついに4割台(4割5厘)に乗せてきました。今後楽しみな存在として選考委員会でも名前が挙がっていました。4月終了時点でブービーだった中野アナは先輩の意地を見せたのか一気に打率を上げて5割1分5厘としています。

 さぁ、今週は宝塚記念です。このレースさえも荒れてしまうのでしょうか?実況者はヴィクトリアマイルの舩山アナです。ちょっと期待できますね。そして夏競馬の福島と函館ではいったいどんな万馬券と巡り合うことが出来るのでしょう。激アツの夏を期待したいものです。


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