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早くも今年の4分の1が終わりました。3月を振り返ります。3月はなかなかコンスタントに大きいモノが出たように思います。3月の最高配当レースは10日の阪神の最終レースとなった吹田特別でした。3連単が282万4000円。このレースを実況したのは舩山アナでした。彼は転勤して東京に戻って来たもののドバイに行くなどしてまだ東日本でレース実況をしていません。今週の福島で久しぶりの実況をしますので、皆さんどうか注目してください。

 その他では17日の中山最終レースの3連単が204万4850円でした。このレースの実況担当者は私小林でした。そして24日の中山の第1レースの3連複が141万9600円。これはJRAの3連複歴代7位となる高配当です。これは山本アナが実況していました。しかし、彼は第9レース以降の3連単で動き出す人間なのでやはりこれは買っていなかったそうです。

 さらにワイドの高配当も出ました。3日の中山の第4レースの障害戦が荒れて1着と2着のワイドで9万1700円というモノが出たのです。これはJRAのワイドの歴代4位となる記録です。同時にこのレースでの馬単の58万6640円はJRAの馬単歴代7位となりました。このレースの実況者は白川アナ。白川アナは昨年新潟で落馬した馬が逆送した障害戦を実況するなど「障害戦の白川」として知られています。

 では、3月の月間MVPの発表です。選考の結果、MVPは佐藤アナとなりました。佐藤アナは中京の最終週での万馬券レース実況が高く評価されたのでした。24日は一緒に中京担当となった小塚アナが前半しゃべって6打数1安打でした。しかし、佐藤アナは後半実況したレースが全て万馬券となりパーフェクトを達成。「上司としての貫禄を感じさせた。」とある選考委員が話していました。その翌日25日も小塚アナは同じように振るわず6打数1安打に終わりました。そして佐藤アナが実況しても荒れずに万馬券が出ないままGIの高松宮記念を迎えました。1番人気の馬が抜けて2番人気の馬が追い込んでこれは堅いか、と誰もが思ったところに13番人気の馬が2着に突っ込んで大波乱となりました。馬連でも4万250円、人気の2頭を含む3連複でも6万9690円という高配当が選考委員会で話題となったのでした。

 トータルでは、3月は30打数22安打と多くの万馬券レースを実況した私小林がトータル6割6分7厘でトップに立ちました。2位が6割1分2厘で佐藤アナ、2月までトップだった木和田アナは6割8厘で3位に後退しています。一方最下位はダントツで小塚アナとなっています。打率はただ一人3割台の3割6分5厘。選考委員会では「いかに3連単がない前半の実況だけとはいえこの成績(3月は40打数10安打)は寂しい。期待しすぎたか?」という声が上がりました。しかし、「まだ若いので本格化は先。来年だろう。」という意見も出て、小塚アナの評価は後半のレースを実況するようになるまで待とう、という見解に落ち着きました。

 さぁ、4月。重賞レースのレコードとなる490万馬券も飛び出ました。春爛漫で、万馬券も百花繚乱のごとく咲き乱れるこの季節。万馬券愛好家の皆さん、いよいよこれからです!


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