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遅くなりましたが、2月を振り返ります。2月は関西で素晴らしい大万馬券が誕生しました。まずは4日の京都の羅生門ステークス。3連単が130万5840円となりました。実況担当者は檜川アナでした。そして同じく京都でした。10日のメインレースのすばるステークスの3連単が、490万4630円となったのです。これは京都競馬場歴代第1位となる高額払戻金記録であると同時に「西日本での最高記録」なのです。

 過去1000万超の大万馬券は3回出て、これがJRAのトップ3となっています。これらは全て東日本の競馬場(東京、中山、福島)で生まれています。今回出た490万馬券はJRA史上第5位、3連単では第4位の記録となり、これまで西日本で出た最高配当の454万6100円(昨年の京都のエルフィンステークス)を上回る歴史的な万馬券となったのです。

 このレースを実況したのは山本アナでした。彼はその独自の予想スタイルから『3連単の申し子』、『赤いカードの山本』(3連単の投票カードは赤色のため)などと一部の万馬券愛好者から崇められていますが、さすがにこの馬券はゲットできなかったようです。(ちなみにその前のレース、3連単が74万8040円となった飛鳥ステークスは予想が的中していたそうです。残念ながらカードに記入した時に締め切りのチャイムが鳴り、実況担当だったため走って売り場に駆け込むのを諦めたのだそうです。悲劇ですね。彼は実況しながらきっと心で泣いていたことでしょう)他には3連単で155万6730円という高配当が11日の東京の最終レースで出ています。実況したのは白川アナでした。

 では、2月の月間MVPの発表です。当然ながら山本アナにスンナリと決まりました。他に候補もなく、また西日本のレコードということも高く評価されました。兵庫県出身の山本アナ、今後も関西の競馬場での実況時には注目です。

 さて、トータルではほとんどのアナウンサーが1月終了時から打率を落とす中、木和田アナが全く同じ6割3分3厘という高いレベルを維持してトップに立ちました。木和田アナは25日には裏パーをやってしまいましたが、4日、10日と2週連続でパーフェクトを達成したことが首位躍進のきっかけとなったようです。

 2位が6割2分7厘の私小林、先月トップだった佐藤アナは6割2分5厘となって3位に後退しています。早くも打率6割台はこの3人だけとなっています。一方、最下位は4割7厘の広瀬アナ、ブービーが4割6分7厘の小塚アナとなっています。最近前半の6つのレースを実況するようになった若手の小塚アナは、3連単が発売されるレースはまだ実況しません。このため他のアナウンサーとはハンデがあり、当分苦しい戦いが続くと思われますが、なんとか『穴ウンサー』として大成して欲しいものです。

 さぁ、いよいよ春です。桜ももうすぐ咲くことでしょう。私達万馬券愛好者も「大万馬券的中!」という名の大輪の花を咲かすために頑張りましょう。


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