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遅くなりましたが、10月を振り返ります。10月は1日の日曜日がイキナリのハイライトでした。初っ端が全てだったと言っていいぐらいでした。1日は秋のGIシリーズ第1弾のスプリンターズステークスが行われました。1番人気となったテイクオーバーターゲットはその強さを見せつけて勝ちましたが、2着が10番人気で3着に入ったのが最低の16番人気だったので3連単が263万7570円となりました。実況担当者は私小林でした。この記録は重賞レースの第2位となる高配当でした。重賞レースのレコード、第1位は昨年の札幌記念の3連単275万9500円。これも私小林が実況しました。重賞レースの馬連のレコードとなっている8年前の日経賞も私でして、どうも重賞レースに私は縁があるようです。

 そして同じ1日。この日は札幌の最終日でもありました。この最終日の最終12レースの釧路湿原特別で札幌競馬の馬連、馬単、3連複のそれぞれの最高払戻金が誕生しました。馬連は16万7160円、馬単は37万5800円、そして3連単は371万3800円でこれまでの「札幌レコード」となっていた昨年の札幌記念を上回る新記録となったのでした。鮮やかにフィナーレを迎えた札幌競馬でしたが、このレコードとなったラストレースを実況したのは木和田アナでした。前回も書いたように数多くの「レコードホルダー」である木和田アナは、また一つ新記録を実況したのです。『レコードの木和田』、恐るべしです。

 その他では秋華賞の前、15日の京都競馬第10レースの京洛ステークスの3連単が153万3510円でした。実況したのは舩山アナでした。この日は第7レースから最終12レースまで全て万馬券レースとなり、実況した舩山アナはみごとにパーフェクトを達成しています。

 では、10月の月間MVPの発表です。MVPは、木和田アナです!選考委員会では私小林を推す声も出ましたが、やはり371万3800円はJRA史上第9位という記録でもあり、馬連と馬単でも「札幌レコード」を更新したことが高く評価されたのでした。これで木和田アナは9月に続く連続の受賞となりました。木和田アナが実況する場合は引き続き要注意です。

 さて、トータルでは10月は21打数15安打(打率は7割超!)と万馬券レースを数多く実況した広瀬アナが、トータル5割6分6厘としてリーディングトップの座をキープしています。第2位も変わらず檜川アナ(5割4分3厘)で、以下木和田アナ(5割3分1厘)、山本アナ(5割2分9厘)となっています。一方ブービーは佐藤アナ(4割9分2厘)、殿は依然として白川アナ(4割5分4厘)となっています。これにより白川アナの最下位は11月と12月でよほどのことがない限りほぼ決定的ではないか、と万馬券愛好家の間では話題となっています。

 さぁ、今年もいよいよ残り少なくなってきました。期待された秋の福島競馬ではパッとしたモノが出なかったように思います。最後の同時開催である12月の中京競馬、そして新装オープンする阪神コースでの波乱を期待したいものです。最後に来て『BIG TIME』が訪れるのか注目したいと思います。


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