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たいへん遅くなりましたが、ここで4月を振り返ります。4月は「100万超馬券」が3つ出ました。まず4月15日の中山最終12レースで3連単が267万3430円となりました。惜しくもこれはJRA歴代ベスト10に入りませんでした。実況担当者は私小林でした。そして月末に続けて大物が出ました。29日に京都の10レース端午ステークスの3連単が120万5220円となりました。このレースの実況者は舩山アナでした。そして翌日の30日には東京の10レース晩春ステークスが爆発しました。3連単が247万8880円となったのでした。こちらは中野アナが実況していました。

 では、4月の月間MVPの発表です。100万超馬券レースを実況した3人が候補となりましたが、選考の結果中野アナがMVPとなりました。私と舩山アナはともに4月は「裏パー」をやってしまっていたのが選考委員会で問題となりました。また、私や舩山アナを含めてほとんどのアナウンサーが3月終了時より打率を落としているのに、中野アナは4月は42レースを実況して25のレースが万馬券となり通算打率が5割6分7厘となってリーディングの単独3位に浮上したのでした。このあたりが評価されて中野アナがMVPの座を手にした4月でした。

 トータルでは打率を落としつつもしぶとく木和田アナが5割7分9厘で首位の座をキープしています。差がなく5割7分1厘で山本アナが第2位、第3位が中野アナで第4位が5割5分1厘で広瀬アナとなっています。また、最下位争いでは殿にいた佐藤アナが4割4分2厘となって4割3分5厘の白川アナを交わしてブービーとなっています。昨年のリーディングアナの白川アナは依然調子が上向かず喘いでいます。もはや連覇は夢のまた夢のようです。

 さぁ、5月のGIシリーズもいよいよ佳境を迎えます。新設GIのヴィクトリアマイルは1番人気の馬が敗れたもののまずまず人気馬同士で決着しました。今年は牝馬も牡馬も絶対的な存在がなくクラシックは混戦と言えるでしょう。ドカ〜ンと大爆発するのはオークスか、それともダービーか?私としてはこれまでの経験からGI前日に出る100万超馬券を警戒したいと思っています。日曜ではなく、土曜に見られるドラマに要注意です!


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