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遅くなりましたが、9月を振り返ります。9月は、穴党にとっては面白くない月でした。「BIG TIME」も出ませんでした。9月に出た主な高配当を紹介しますと、9月4日の新潟第9レースの瓢湖特別が3連単54万880円、その後の第10レースの両津湾特別が3連単55万1330円(実況は共に佐藤アナ)。11日の阪神第3レースでは馬単で51万1190円(馬単の歴代第4位・実況は広瀬アナ)が出ました。24日の中山では最終12レースで3連単49万4130円(実況したのは佐藤アナ)が出て、翌25日には阪神の第9レースの川西特別で3連単が52万1390円(実況は藤田アナ)となりました。

 こんなもんです。とにかく3連単以外の馬券で万馬券となったレースが少なく、このため各アナウンサーは打率を下げました。ただ一人中野アナだけは8月終了時点より打率を上げましたが、それでも3割7分1厘が3割7分4厘になった程度です。また、裏パー(その日実況した全てのレースで、3連単を除いた馬券が1つも万馬券にならなかったケース)をやってしまったアナウンサーも佐藤アナ(2回)、広瀬アナ、私小林、檜川アナ(2回)、山本アナの5人となっています。

 この結果、9月の月間MVPは該当者なし、なりました。選考委員会の席上、委員から「天気と同じで人間の力ではどうしようもないが残念なことだ」「堅いレースばかりだとこれまでの『万馬券文化』の衰退につながる」「これなら『CRぱちんこウルトラセブン』の方が儲かる、という考えが広がり競馬離れという憂慮される事態になりかねない」という意見が出ていました。(しかし、その反動か10月はなかなかの大物が出ていますね)

 トータル成績では、檜川アナがただ一人4割台(4割7厘)をキープして首位の座を守っています。その後は変化があり、9月は24打数12安打と万馬券レースを実況した白川アナが、トータル3割9分3厘で第2位に浮上しています。第3位が3割8分5厘で舩山アナ、そして山本アナが3割8分ちょうどとなって第4位に順位を下げています。一方最下位争いは変わりなく、ブービーが私で3割4分4厘、木和田アナが3割3分8厘で最下位となっています。(どうも私は馬券を買っても実況しても万馬券とは縁がありません)

 9月は本当にパッとしませんでしたが、穴党が待ちかねていた同時開催の「秋の福島競馬」がいよいよ始まります。4月に福島でひっそりとJRAレコードの1014万馬券が出たように、GIだ、3冠達成だ、と浮かれていると「歴史的瞬間」を見逃してしまうことになりかねないので、皆さんご注意を!


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