夏競馬が終了しました。8月を振り返ります。8月はなかなかアツイ馬券が飛び出ました。まず8月7日の函館でした。最終日になってドカ〜ンと大物が出たのです。函館2歳ステークスで単勝1.3倍のアドマイヤカリブが3着に敗れた後の第10レースの五稜郭特別で、3連単302万9920円が出ました。これはJRA歴代第4位となる記録で当然函館のレコードです。調べてみると「300万超え」はJRAレコードの1014万馬券が4月9日に福島で出て以来のことなのです。
このレースを実況したのは中野アナでした。中野アナは8月の土日8日間毎日実況し、7月9日からの「開催日連続16日実況」を成し遂げています。(残念ながら記録9月3日は実況せず記録は途切れました)
また、札幌でも『BIG TIME』がありました。ご存じの札幌記念です。札幌記念の3連単が275万9500円となりましたが、これは札幌レコードはもちろん、6月5日に愛知杯で出た221万馬券を超えるJRAの重賞レースレコードとなったのでした。またJRA歴代第6位にランクされる記録でもあります。
この札幌記念を実況したのは、私小林です。私はこれにより重賞レースでの5つのレコードホルダーとなりました。あの日経賞で枠連レコード5万9000円と馬連レコード21万3370円、また平成15年のフローラステークスでの馬単が25万6520円のレコード、そして札幌記念の3連複も47万7870円というレコードになり枠連、馬連、馬単、3連複、3連単のレコードホルダーとなったわけです。
それでは8月の月間MVPの発表です。当然私小林と中野アナの二人が候補となって選考されましたが、私も中野アナも8月は「裏パー」(実況したレースの3連単を除いた馬券が1つも万馬券ではなかったケース)をマークしたのでした。「裏パー」をやってはMVPの資格はないのでは、という声が選考委員の中から出ましたが、実は私小林は21日には札幌記念を含む6打数6安打(第7レースから最終12レースまで全て万馬券となったのでした)をマークしたのです。結局これが評価され「裏パー」をやりながらも私がMVPとなりました。
トータルでは依然として檜川アナが4割3分7厘で首位をキープしています。山本アナが4割1厘で第2位に再浮上し、8月は30打数14安打と多くの万馬券レースを実況した舩山アナが第3位となっています。一方最下位争いは、私小林が3割4分6厘となり、3割4分5厘の木和田アナをハナ差交わして最下位を脱出しました。しかし、9月の1週目(3日、4日)でまた私は「裏パー」を札幌でやってしまい、どうも浮上することができません。まだまだ木和田アナとの最下位争いが続きそうです。
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