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またまた遅くなりましたが4月を振り返ります。4月はご存じのように『日本レコード』が出ました。JRAレコードにとどまらず、日本の公営競技史上最高となるモノが出たのです。あの日、4月9日の福島競馬場第9レースは、私が実況したのでした。レース後、一緒に福島に来ていた中野アナが3連単のオッズをチェックすると、12−5−4は10149930倍となっていました。中野アナは興奮気味に中山の放送席に放送回線を使って「出た!1000万円が出たぞ!!」と叫んだものでした。私はターフビジョンに映し出された1014万9930円という払戻金を見て感無量でした。「ああ、ついにここまできたんだなぁ。」という想いでした。南極点に史上初めて到達したアムンゼンやアメリカ新大陸を発見したコロンブスもきっとこんな想いをしたのでしょう。歴史的瞬間に立ち会えたことを私は万馬券の神に感謝しています。

 他にも4月は大きな馬券が出ています。私の誕生日だった(そんなことはどうでもいいか)4月24日の京都競馬。メインのアンタレスステークスの3連単が重賞レース歴代第4位となる115万9180円となったのです。そして続く12レースではJRA史上第9位となる3連単202万7430円が出たのでした。この連続大ホームランをかっ飛ばしたのは、3月から快打を連発している檜川アナでした。

 さぁ、4月の月間MVPの発表です。やはり日本新記録を実況したことにより私小林がMVPに選出されました。私は4月は打率もパッとせず(36打数14安打で打率3割8分9厘)、本当にあの1014万馬券レースだけだったのですが、1000万円という大台が評価されました。残念ながら檜川アナは、大万馬券2発だけでなく4月は30打数17安打と万馬券レースを実況しまくり5割6分7厘という高打率をマークしましたが、1014万馬券に泣いた形となりました。これだけの数字を残したら普通ならMVPになるところですが、運がありませんでした。

 トータルでは、その檜川アナがついに佐藤アナを抜いてリーディングのトップに立ちました。一気に打率を上げ4割6分ちょうどとなっています。佐藤アナが4割7厘で3位には山本アナが4割ちょうどで続いています。逆にイケてない木和田アナは、また打率を下げ2割7分8厘となって不動の最下位となっています。今週(5月14、15日)木和田アナは新潟の担当なので、荒れる同時開催と言えども今週は望み薄という感じです。

 さて、昨年の9月から本格的に導入されたJRAの3連単。およそ7カ月で1000万円を突破したわけです。この程度の日本新記録ではすぐに更新されることでしょう。1500万、いや2000万ぐらいは今年中に出そうな気がします。そう、新時代の扉は今開かれたばかりなのですから。


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