もう４月も中旬になってしまいましたが３月を振り返ります。３月もなかなか記録的な大万馬券が出ました。ハイライトは３月１２日でした。阪神競馬のメイン、大阪城ステークスで出た３連単４０４万９１１０円。それまでのＪＲＡレコード（４０５万５３０円）にハナ差届かない歴代第２位という記録でした。続く最終レースの伊丹特別では３連単が１５８万５８０円となり、場外ホームランの連発にビックリしたものでした。この記録的な連チャンを実況したのは檜川アナでした。檜川アナは今年はこれまで目立ったモノがなかったのですが、一気に脚光を浴びることになったのでした。

　その他では５日の阪神のチューリップ賞が大波乱となって３連単が１２３万７２００円となりました。これは重賞レースの歴代第２位という記録です。実況は藤田アナでした。また翌６日には中山の御宿特別の３連単が１４０万１９０円となっています。実況担当は佐藤アナでした。

　さて、月間ＭＶＰの発表です。そう、檜川アナです。彼は、３月にはあの２発の他にも万馬券レースを数多く実況し、３０打数１４安打で打率４割６分７厘で月間リーディングにも輝いたのです。文句なしのＭＶＰです。

　トータルでは佐藤アナが４割３分９厘で依然として首位の座をキープしています。第２位には４割２分７厘となった檜川アナ。大躍進です。２月終了時では２位だった私小林は３月はスランプで６位に転落してしまいました。（この反動が、あの福島の１０１４万馬券に出た？）第３位が３割８分９厘で山本アナ。そして中野アナが３割８分５厘として第４位に浮上してきました。昨年のリーディングアナの中野アナがジワジワと調子を上げてきたようです。これから中野アナが実況するレースは要注意です。

　さぁ、４月。桜花賞は人気の２頭で決まりました。そして皐月賞は？今年も皐月賞の実況は佐藤アナです。思えば昨年は春の新潟で実況した邁進特別が当時のＪＲＡレコードとなる１５５万、さらに秋には相模湖特別が同着になりながら２８５万なって自ら更新した佐藤アナ。今年は小倉で舩山アナが４０５万を実況し、さらには先週福島で私が１０１４万馬券を実況して『レコードホルダー』となりました。「歴史は佐藤がしゃべる」と言われた佐藤アナが実況して、う〜ん、今年の皐月賞は堅くおさまるのかどうか。ひょっとしてあの馬が追い込んで届かずという結果になり、３連単が１５００万、いや２０００万になったりして‥‥。

---