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遅くなりましたが、8月を振り返ります。馬券も「夏枯れ」だったのでしょうか、どうもパッとしたモノがなかったように思います。8月の最高配当は1日に小倉の第9レースで出た3連複45万8750円(実況担当は広瀬アナ)でした。その他では28日の小倉第3レースで出た3連複37万5370円(実況は藤田アナ)、21日の新潟ジャンプステークスの3連複33万970円(山本アナ)ぐらいなものでした。こうした結果を踏まえ8月の月間MVPは、該当者なしとなりました。広瀬アナは候補になったものの15日と28日の2度も裏パーをやってしまい、選考の結果該当者なしという結論に至ったのでした。

 また、1年2カ月ぶりに悲しくも大変な記録が8月には誕生しました。それは「万馬券が1つも出なかった」という記録です。あれは28日(土)の札幌でした。正確に言うと万馬券は出ました。しかし、それは先行発売の3連単だけだったのです。9レースのTVh賞と12レースの白鳥大橋特別の3連単は万馬券だったのですが、それ以外では万馬券が全く出なかったのです。この時の3連単は発売されている場所が全国で3つだけと限られていましたので、「参考記録」としておくことが正しいかと思いますが、私にはとてもショックでした。この時の札幌の担当は私と山本アナでした。そして昨年の6月29日の函館で全12レースの馬券すべてが万馬券でなかった時の担当は、私と中野アナだったのです。つまり、私は2度も「裏パーな1日」を目の当たりにしてしまったのです。ああ、万馬券の神はなんと冷たい仕打ちをされるのでしょうか。

 ところで、ここでハッキリとさせておくことがあります。この『ラジオたんぱアナウンサー万馬券レース実況リーディング』では、3連単の万馬券はカウントしません。

 万馬券。これは素晴らしいモノです。これまではなかなか出ないモノとして崇められていたのです。馬連が発売される前、今の枠番連勝しか無かった時には万馬券が出ようものなら、「いやぁ〜、万馬券が出たよ!スゴイねぇ。」と言われたものでした。しかし、時代が変わり、3連単ではごくあたりまえのように万馬券が出てしまいます。ですから、これまで通り3連単以外の馬券が万馬券となったレースをカウントすることにします。また、3連単では100万円を超えた時だけカウントして記録し、「ロングヒッターアナウンサーリーディング」を始めていきたいと考えています。

 さて、トータルではついに4割打者がいなくなってしまいました。そしてリーディングのトップは依然として中野アナで打率が3割9分9厘2毛なのですが、2位の佐藤アナがなんと3割9分9厘1毛なのです!なんとたった1毛の差なのです。これは平成11年の有馬記念でのグラスワンダーとスペシャルウィークの差みたいなものです。はたして9月終了時にはトップが入れ替わっているのでしょうか?この2人の後には檜川アナが3割8分3厘と打率を上げて3位に順位を上げています。第4位が渡辺アナで3割8分1厘となっています。また、最下位にも変化がありました。木和田アナが8月は12打数3安打と打率を下げ、ついにトータル3割1分5厘で殿となってしまったのです。ブービーの第10位が白川アナ(3割2分3厘)となっています。

 さぁ、3連単の登場によって今後はこれまで考えられなかったような大万馬券が出ることでしょう。夢の300万超え、500万超えはいつになるのでしょう。100円玉1つで車やマンションだって買えるようになったのです。そしてそのような歴史的大万馬券を実況するのは誰なのか?私は自分で実況したいとは思いませんが、その場には立ち会いたいと思っています。歴史の証人となりたいのです。ですから、関西で出て欲しくはないのですが、こればかりは思うようにはなりません。はたして万馬券の神はどこに「降臨」されるのでしょうか。


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