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遅くなりましたが、3月を振り返ります。3月は、やはり同時開催の中京競馬でインパクトの強い万馬券が出ていました。2日目の中京(3月7日)の6レースでは3連複51万9520円(実況担当者は広瀬アナ)が出ました。同じ日の中京記念では最低人気のメイショウキオウが勝って馬単が20万7220円(実況は中野アナ)。また6日目(3月21日)の10レースの豊橋特別は3連複が28万6260円(藤田アナの実況)でした。他では3月13日に阪神の7レースで3連複45万7990円(実況は檜川アナ)が出ています。

 ここで3月の月間MVPの発表です。私としては残念ながら3月も「該当者なし」という考えだったのですが、他の選考委員から「1月も2月も月間MVPが出ていないので、3月もなしというのはいかがなものか‥‥」との意見が出されました。議論の結果、広瀬アナが3月の月間MVPに決まりました。広瀬アナはただ一人50万を超えるレースを実況した点が評価され、月間アベレージも30打数13安打で4割3分3厘とまずまずの成績でしたのでMVP受賞となりました。

 さて、トータル成績ではトップ3人の顔ぶれに変わりはありませんでした。リーディングトップは渡辺アナが4割8分1厘でキープしています。2位が山本アナ(4割5分6厘)、3位が中野アナ(4割4分6厘)です。4月と5月は福島と新潟で同時開催が行われます。土曜日のUHF局での仕事のため、同時開催の担当にならない渡辺アナにとっては「万馬券の宝庫」である同時開催での実況がないのはかなりのマイナス要因です。はたして山本、中野の2人が4月で逆転してしまうのか注目されるところです。

 一方、最下位争いには異変が起きました。2月終了時点では佐藤アナが殿だったのですが、なんと舩山アナが3月は3度の裏パーを含む42打数9安打、打率にして2割1分4厘という有様で、トータルでただ1人3割を切って2割9分2厘となり、一気に最下位に転落してしまったのです。全くイケてない舩山アナは「裏月間MVP」があったなら受賞確実です。

 春のGIシリーズでは、桜花賞は万馬券にならず、一昨年のオークスから続いていた藤田アナの偉大なる「実況担当GIレース万馬券」の記録がついに途絶えてしまいました。この後の皐月賞と天皇賞はどうでしょうか?
 
 私は皐月賞に期待しています。サニーブライアンが勝ったレース、そしてタニノギムレットが敗れノーリーズンが勝ったレースを覚えていますか?どちらとも実況は佐藤アナでした。去年は佐藤アナが実況したにもかかわらず堅かっただけに、過去に実績のある佐藤アナが今回歴史的大万馬券レースを実況しても私は少しも驚くことはないと思っています。


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