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先週の日曜日は久しぶりに野球の試合を最初から最後まで手に汗握りながら見た。北京五輪出場をかけた日本対韓国の試合、ホント勝って良かった。韓国との試合というのはサッカーでもそうだが、まず簡単にいかない。考えてみれば韓国はWBCでは予選も含めて2度も日本に勝ちながら3度目で負けてしまい(あの試合で福留が代打で出て2ランホームランを打った時は興奮したなぁ。中京競馬場で仕事しながら見ていたっけ)、今度はあの時のリベンジという気持ちもあったのだろう。まぁ、最終予選で韓国はアッサリと五輪キップを手にするだろうから本番での対戦でははたしてどうなるか?

 野球にはWBCという大会ができたのだからオリンピックはアマチュアだけにしたらどうか、という意見がある。確かにオリンピックがアマチュアの野球選手の目標となるようにプロは参加を遠慮したほうが良いとも思う。しかし、来年の北京大会で野球は終わってしまうし、それにライバルの韓国や台湾がベストメンバーで予選に出てくるのだから、まず日本のオールアマチュアのチームでは勝ち目はないだろう。負けて韓国(向こうの応援団にはチアガールもいたが、あの人達はいつも国内のプロの試合でもやっているのかしらん?)の大変な喜びようを見せつけられるのは考えただけでも悔しいから、やはりこっちもベストメンバーでいってガチンコ対決するしかないように思う。

 それに野球の発展ということを考えるなら、やはり勝って大きな国際大会に出ることは絶対必要だろう。オールスターゲームでのお遊びの試合と違い、トッププロが集まって一つのチームとなって外国チームと戦う試合はやはり面白い。そういう試合を見て、日本代表に選ばれるような選手になって活躍し、やがてはアメリカのメジャーに移籍して何億円もの年俸を稼ぐようになりたいと思う子供が増えても不思議ではない。サッカーなら同じようにワールドカップがあり、ヨーロッパの一流クラブと契約すれば大金を稼ぐということが出来る。

 そこで少子化の今、運動神経の良い子供はどんなスポーツを選ぶか?日本代表として世界的な大会で活躍する、そしてプロとしては大金を稼ぐ。このような図式がない国内でのプロ組織がないバレーポールやラグビー(何人かのプロ選手はいるのかもしれないが)では子供の奪い合い、底辺の拡大という点では難しくなるのではないだろうか?2メートルを超える身長の子供なら野球やサッカーよりもバスケットやバレーボールを選ぶだろう。しかし、そうでない多くの子供はテレビを見て、イチローや松坂、あるいは中村俊輔らに憧れて野球やサッカーに流れるのは当然だと思う。

 この前のワールドカップで9位に終わったバレーボールの日本男子チームの五輪出場は厳しそうだ。小学生の時に見たミュンヘンオリンピックでの男子バレーボールの試合は今でも覚えている。金メダルは無理だろうが、なんとか北京に出てもらいたいものだ。●●テレビのバレーボールの中継はあまり好きではないが、オリンピックの中継なら見る。北京五輪は来年の8月8日に幕を開ける。来年の夏には札幌競馬場で仕事をしながら、「ガンバレ、ニッポン!」と言っているだろうか?


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