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全国の競馬ファンの皆様、はじめまして。4月にラジオNIKKEIに入社しました、新人の大関隼(おおぜき・しゅん)です。入社したてにも関わらず、いつも楽しみにしていたこのコラムを書く機会を頂きました。しばしお付き合い下さい。

 27日、競馬の祭典・日本ダービーが終わりました。僕は東京競馬場のラジオNIKKEIの放送席でレースを見ていたのですが、本馬場入場からレース後まで、地鳴りのような大歓声が起きるたびに鳥肌を立てていました。
 
 直線、ウオッカが馬場の真ん中を力強く伸びて後続を突き放し、先頭でゴールした瞬間、大歓声の中うわーっと口がぽかんと開いてしまいました。そして皇太子殿下への一礼、ウイニングラン、四位騎手の涙…。入社後初めての競馬場で、64年ぶりに新しい歴史が刻まれる瞬間を生で見る事が出来た自分は幸運でした。

 ただ、そこで感じたことは、「これからは、この感動を伝える立場でなければいけない」という事です。残念ながら、今の僕は競馬の興奮や感動を伝える能力も、それが出来る質の声も持っていません。名前負けしない大関昇進?への道は長いですが、日々の精進有るのみですね。

 そんな余韻覚めやらぬ今ですが、3週間後には2008年のダービーへ向けて新馬戦が始まります。来年のこの日には、少しでもあの場の雰囲気を伝えることに貢献出来るよう、この1年競馬の流れをしっかり感じながら頑張って行きたいと感じたダービーデーでした。


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