今週末は注目の試合が行われる。東京六大学野球春季リーグ戦での「明治大学対早稲田大学」である。（ＮＨＫが１９日の試合を急遽生中継することにしたらしい）ともに６戦６勝での対決なのだが、まぁ、この試合に関心を寄せる日本国民の８割、いや９割ぐらいは「早稲田派」だろう。なにせ「ハンカチ王子」が投げるのだから。

　確かに斎藤クンはルックスもいい。礼儀正しくて品行方正っぽくていい。俺のカミさんなんか「どうしたらああいう子に育つのかしら？斎藤クンのご両親は育児についての本を書いたら売れるでしょうねぇ。ああ、斎藤クンのような息子が欲しいわ。」とまで言っている。そしてあの実力なのだから人気が出るのも当然か。

　しかし、やはり「ワセダ」というブランドの力も大きいように思える。彼がもし早稲田実業ではなく、「△△大学附属」や「◆◆大学附属」、さらには「××大学附属□□高校」出身だったならこれほどまでの人気にはならなかったのではないか、と思うのだ。

　これで早稲田がアッサリと勝ってしまうようでは面白くない。このところラグビーでは完全に差が出来てしまったので野球ぐらいは意地を見せて欲しい。そう、私は明治大学ＯＢなのである。明大の野球部の主将も「悪者になってもいいから勝つ。」と言っていたが、それでいい。「体制派」となった早稲田をなんとしても負かして欲しい。神宮球場では明治大学関係者を除くと９９％ぐらいの人が斎藤クンのピッチングに声援を送ることだろう。しかし、そこで斎藤クンをメッタ打ちにするのだ。そうそう１年生に活躍させてはいけない。私は常に反体制派でありたい！（単なる天邪鬼でもあるが）

　母校の勝利を祈って明治大学校歌〜！　♪お〜お、明治〜、その名ぞ我らが母校〜♪

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