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クラシックのトライアルがいよいよ始まり、ペーパーオーナーゲーム(POG)もそろそろ佳境へとさしかかります。我がラジオNIKKEI競馬班でも5人でやっているPOG、活躍馬がそろそろ出揃って明暗ハッキリと分かれてきました。ワタクシ小塚は…どうやら今年もヒキが良かったらしく、クラシックシーズンはかなり楽しめそうです。

 今年のクラシック戦線は新種牡馬タニノギムレット、ジャングルポケットをはじめ、アグネスタキオンやステイゴールドなど内国産種牡馬の産駒が活躍しています。サンデーサイレンス亡き後の覇権争いは混沌としそうですが、このような状況になってしまうと「父内国産限定競走」の意義が問われてしまいそうです。かつては父内国産限定で行われていた重賞競走も、現在は中日新聞杯のみ。それすらも存続が議論されているとか?

 しかし。競馬を「優秀な血統の選抜」と考えればもはや父内国産の保護は意味をなさないのかも知れませんが、レジャー・興行として考えれば「バラエティに富んだレースの提供」としてレースを続けてもいいのでは?とも思います。

 父内国産が当たり前になってきたとはいえ、やはり「このレースは父内国産馬限定の重賞です!」となれば、それぞれの父馬に思いを馳せ、いつもと違う気分でレースを見ることができると思うのですが…私だけ!? 国際グレードがどうのこうのと言われるのなら、重賞じゃなくても、オープン特別でもいいと思います。

 南関東には芦毛馬や栗毛馬の限定レースがあり、岩手競馬には東北産馬限定のレースがあります。それぞれに、馬券や種の選抜を超えた興味を惹いているレース。JRAではそのようなレースが少なくなりました。

 折りしも東京競馬場の新スタンドオープンに合わせて、かつてダービーを勝った騎手の「レジェンドレース」をエキシビジョンで開催するそうです。私は記憶にないのですが、かつてはダービー当日に「ダービージョッキーステークス」「ダービースタリオンステークス」が行われていたとか。そんなお祭りレース、もっとあってもいいと思うんだけどなあ? 父内国産限定レースも、そこに生き残る理由を見出すことはできないものでしょうか。


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