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今年から始まったサマー2000シリーズ。初代のチャンピオンを目指してエリモハリアーが、2着馬エアシェイディに1馬身の差をつけ見事に函館記念の連覇を達成した。着差以上に余裕のある勝利だった。函館記念の連覇は1984年、85年のウインザーノット以来実に21年振りの快挙となった。そう言えば、昨年日本中の競馬ファンを虜にしたディープインパクトの「無敗の3冠馬誕生」もシンボリルドルフ以来、実に21年振り史上2頭目の快挙だった。

幼少の頃から、熱狂的な阪神ファンとして育った私にとって「21年振り」で記憶に残っているのは、何といっても1985年の「阪神フィーバー」に沸いたリーグ優勝だ。昭和39年以来のリーグ優勝、そして西武ライオンズを破っての日本一。真弓に平田、バースに掛布、岡田。それぞれの雄姿がすぐに頭に浮かんでくる。

ウインザーノットの函館記念は記憶していないが、皇帝ルドルフの3冠達成や、阪神の日本一のシーンは良く覚えている。それぞれのシーンを振り返ると「21年」という歳月があっという間だったことに愕然としてしまう。まさに、光陰矢のごとし。その後、タイガースは2度のリーグ優勝を経験したが、日本一にはあと一歩及ばなかった。もし今年、ペナントレ−スを制し、日本一に輝けば晴れて「21年振りの日本一」となるのだが・・・。首位中日とは5ゲーム差(8月9日現在)。こちらの21年振りは、かなり期待薄か?過大な期待を持たずに見守りたいものだ。

(木和田篤)


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