小林雅巳アナ「泣きなさい。君らは馬券でヤラれて泣くオヤジより美しい‥‥」 [実況アナ!]
2006/07/19(水) 12:55


 今日も全国の都道府県で甲子園を目指す高校球児の熱戦が繰り広げられています。(まぁ、この梅雨末期の大雨で中止のところが多いようですが)残念ながら敗れた者はきっと泣いていることでしょう。(我が母校の後輩も1回戦で敗退、11対0の6回コールド負けでした。彼らも泣いたのだろうかしらん)

 ところで私の息子がもしも甲子園に出ることになったら、ぜひやってみたいことがあります。(どうも長男は体育会系のノリが合わないタイプなので、運動神経が良さそうな二男に期待しています)それは甲子園に向けて出発する日、東京駅のホームから息子が乗った新幹線が動き始めた時に、車中の息子に向かってVサインをすることです。(これをやったのが誰かわかる人は若くても30代後半かなぁ)そして試合当日は応援団から離れて(私は天邪鬼なのです)、一人アルプススタンドの一番高いところから息子のプレーを見てみたいですね。(さらに高校の面接試験で父親の職業について聞かれたら、「父ちゃんは、ギャンブルアナウンサーです!」と言ってくれたら面白いかも?)

 甲子園なんて高校球児をサラブレッドに例えればダービーみたいなもので、ほんの一握りの者にしか与えられない夢舞台です。12年前の夏にカミさんと二人で初めて甲子園に行ってグラウンドを見た時、なんとも言えない気持ちになったものでした。ただひたすら「ああ、ここだよ。ここだったんだよなぁ。」としみじみ思ったことを覚えています。

 2回戦でよもや負けることはないと思った相手にアッサリと負けた時、私も泣いたものでした。今日負けた3年生は大いに泣いてください。そして次なる目標に向かって進んで欲しいですね。甲子園で浪商のエースだった牛島投手(今や横浜の監督ですね)の球を打ってみたい、と夢見ていた27年前の高校球児は自堕落な中年ギャンブルオヤジに成り果てました。人前で泣くのは勝負馬券をハズした時ぐらいなものです。ああ、あの頃のピュアな自分が愛しい‥‥。