昨日20日、コスモバルクの追い切りを京都競馬場で見た後、時間があったので石清水八幡宮まで歩いてみた。
前夜にポケットサイズの地図で確認したところ、約2.5kmで着く計算。このところ運動不足だったので、丁度良いウォーキングだと考えていた。
コスモバルクの馬場入りは7時。朝8時半までには共同会見も終了し、地図を片手に京都競馬場を出発した。
京都競馬場の最寄駅の京阪電車「淀駅」のすぐそばには淀城がある。(秀吉が築城したものとは別)この辺りは、鳥羽・伏見の戦いの舞台になった地域でもあり、歩いてみれば何か面白いものが見つかるかもと、少しだけ期待していた。
しかし、その期待はすぐに打ち砕かれた。なにしろ、ただの河原なのだ。
競馬場からすぐに住宅地に入り、しばらく行くとあっと言う間に宇治川の土手へ。その後、ひたすら強い日差しを浴びながら、水田を横切り、今度は木津川の土手に出て歩き続けた。
地図を見て橋だと思って向かっていたら実は只のガス管だったり、高速道路が新たに出来て通れない道があったりして、大幅にコースロス。実際の歩行距離は優に5kmを超えてしまった。
結局、石清水八幡宮に到着したのは10時半。こんなはずでは・・・。
石清水八幡宮と言えば、徒然草の「仁和寺にある法師」の話がよく知られている。案内人がなく麓の社寺だけを見て帰って来てしまった法師の話だが、私の行動も似た様なもの。
地元の地理をよく知る人がいれば、京都競馬場から徒歩と言う無謀な計画を止めてくれたはずだ。
まさに「先達はあらまほしき事なり」。