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JRA史上初の天覧競馬となった今年の天皇賞は松永幹夫騎手の牝馬ヘヴンリーロマンスが大本命ゼンノロブロイをゴール前で捉える大金星で3連単は100万円を超える途方もない高配当が飛び出した。今年の天皇賞は春、秋ともに100万馬券。ヘヴンリーロマンスも札幌記念に続いて100万馬券の立役者となった。

 当日、僕は出張先の福島競馬場でレースを観戦していた。終わってから気づいたことだが、今年、福島競馬場を走ったのはへヴンリーロマンスだけ。福島ではそんな根拠で思わぬ高配当を手にして笑いが止まらない人もいたようだ。

 ヘヴンリーロマンスが走った福島牝馬ステークス。レース後にコメントを取ろうと騎手宿舎まで押しかけると、松永騎手は大敗後でしかも列車の時間が迫って急いでいるにもかかわらずタクシーを待たせて丁寧に取材に応じてくれた。あまりの丁寧さにこちらが恐縮してしまうほどで彼の魅力を再認識させられた。

 馬券は買ってなかったが松永幹夫騎手のヘヴンリーロマンスでのGI制覇はとても嬉しいできごとだった。福島の最終レース後、インタビューの映像をターフビジョンで見ながら心から拍手を送った。
 調教師試験受験が伝えられるなど外野はうるさいが、松永騎手の秋のGI戦線で更なる活躍と幸運をお祈りしたい。


(佐藤 泉)


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