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先日、大学のサークル(私は『クイズ研究会』でした)のOB会に出席しました。卒業して20年余り。同期の悪友とは年に1回程度は会っていますが、20数年ぶりに顔を合わせることになった先輩や後輩がいて、その「変化」に20年という時間の長さを感じました。

 先輩の人は40代半ばで後輩連中も40前後。自己紹介では「今は破綻して日本で唯一の『国営銀行』になったところで仕事をしています」とか「合併、合併で会社名が3回変わりました」などという話がでました。みんなそれぞれなかなか苦労しているようです。

 40歳代の男どもは、さすがにみんないいオッサンになっていました。20数年前、学生時代は今で言うイケメンで女の子からモテモテだった人は、髪の毛がなくなってあの頃の面影もなくなっていました。(ハンサムな男は■■にならないと勝手に思っていたのでした)

 ビックリしたのは男の「変化」ではなく、女の人の「変化」の方でした。私が学生の時の2年後輩で、当時細くてアイドル的な顔立ちのカワイイ女の子がいました。サークルの幾多の男達がチャレンジしたものでしたが、みな討ち死にしていましたね。それがなんと悪友に「あの人、誰?」と私が聞くほど「変化」していたのです。まぁ、ウチのカミさんも子供を生んでから太りましたが、あの彼女がよもやあんなにも‥‥。

 まさに「時は残酷」です。20数年たてば見た目が変わる方があたりまえでしょうか。しかし、何か複雑な心境になりましたね。(決して私は討ち死にした男の一人ではなかったのですが)逆に全く変わっていない人もいました。後輩が「あの人、スゴイですね。全然体型が変わってませんよ。」と驚いていたほどで、相当努力しているのだろうなぁ、と感心しました。私なんぞ■■にこそならずにきましたが、白髪だらけで悲しいかな腹が出てきて(まだ、まだ太鼓腹とは認めません!)あの頃のスリムな体型が崩れてしまっています。(単にあの頃はビンボー学生でろくなモノを食べていなかったから痩せていたのですが)

 でも、たとえ体型が変わろうが、あの頃の感性というかノリは失ってはいけないと思いました。すでにくたびれ果てた中年の域に入ったと諦めてしまった私には未だに学生の頃と変わらずにはしゃぐ悪友が眩しかったですね。あの頃よく聴いた佐野元春の「ガラスのジェネレーション」の一節(♪つまらない大人にはなりたくない〜♪)を思い出しました。はたして50歳になっても60歳になっても悪友達は、そして自分は変わっていないか、それを楽しみにまた会う日を待ちたいと思っています。


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