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いよいよ福島開催が始まる。芝のレースを求めていた下級条件の馬が大挙出走の構えは例年通りだ。3歳未勝利、3歳以上500万下、1000万下のレースは76レース行われるが、その内訳は、芝が43レースあるのに対して、ダートは33レース。昨年のこの開催では、75レースのうち、芝42レースでダートが33レースだから、今年とほぼ同様の比率であったと言え、芝の生育がいいこの時期ならではのことでもある。

 さて、今回はその施行回数の少ないダート戦について分析。距離別に見ると、今年はダート1700m戦が24レース行われる。ようやく我々も馴染んできた1150m戦が9レースで、昨年行われた1000m戦も9レースなのだから、比率は昨年と全く変わらない。福島のダート戦と言えば1700m戦が圧倒的なのである。

 福島と言えば、小回り先行有利が定説。かつての増沢騎手や中舘騎手が我が家の庭のように勝ちまくるイメージが強い。ただ、この1700mのダート戦に関しては、少し注意を払って見る必要がある。

 昨年の傾向を見ると、24回行われたレースのうち、逃げ切りはわずかに6鞍しかない。つまり、4回のうち1回しか逃げ切れる馬がいなかったということになる。この原因についてはジョッキーに取材中だが、傾向だけは記憶しておきたい。


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