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今年で4回目を迎えたJBC。3日のレース当日は天気にも恵まれ、大井競馬場には4万人を超えるファンが詰めかけた。ラジオ日経でも、2時間にわたり大井競馬場の放送席から生放送。熱戦の模様を全国のファンの皆さんに届けた。売上は別にして、大勢のファンと、そして何といってもアドマイヤドンの同一G?レース3連覇が光った。スプリント、クラシックともに人気の中央馬が実力を発揮して、レースとしては、それぞれに見応えのある内容だったと思う。(個人的にはヒカリジルコニアの出遅れには参ったが・・)

 さて、JBCスプリント、JBCクラシックは、今まで大井競馬場と盛岡競馬場で行われてきた。第1回が大井、第2回が盛岡、そして第3回、4回と大井競馬場で行われてきた。JBCは、本場アメリカのブリーダーズカップに範をとり、将来的にはダートの各カテゴリー(年齢、性別、距離など)のチャンピオン決定戦として成立させようと、2001年にスタートしたものだが、本場アメリカでは毎年開催場所を変えて、持ち回り開催を原則としている。今年開催が行われたローンスターパーク競馬場は、約800万ドル(約8億8000万円)をかけて、観客席やパドックなどの改修工事を行い“競馬の祭典”開催へ向けて意欲的に取り組んでいたと聞く。

 東日本中心に開催されてきたJBCは、来年初めて西日本で行われる事になった。開催地の名古屋競馬場には、JR名古屋駅から新線が開通し交通の便も格段にアップしたそうである。各種施設の改善もこれから行われるのであろう。出走可能頭数の問題や、馬券の賭式などの問題など開催を成功させるためのには、いくつもの難題があるが、ぜひ、西日本でのJBC開催の成功に期待したい。

 ラジオ日経では過去4回の「JBC実況中継」の放送実績があるが、来年もぜひ名古屋競馬場からJBCの実況中継を出来ればと思っています。


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