今、どっぷりとはまっているもの。それはプロ野球。ただしパリーグだ。

　大阪に住んではいあるが阪神には全く興味が無い。もともとダイエーファン故、昨年は日本シリーズ優勝で大喜びしたものの周囲は阪神ファンばかりのため「非常に」肩身の狭い思いをした。
　いつもダイエー戦を見ることができるわけでは無いのでたまには大阪ドームに近鉄戦もよく見にいく。近鉄も実に魅力的な球団だ。しかし関西の野球ファンは大半が阪神ファンのため、これがまた球場が実によく「空いている」。パリーグファンとしてこれは悲しい現象だ。

　しかし希望の光は見えている、北海道日本ハムファイターズが地元に定着しつつある。「北の国から」のテーマを応援に取り入れ、ファンが一丸となって地元色を出そうとしているのが感じられる。
　北海道から九州まで地域性豊かなこのパリーグが一日も早くたくさんの関西の野球ファンに認められることを切に祈っている。でも関西のスポーツ紙はニッカンタイガース状態、道は険しい。

　僕自身野球が好きで、野球中継に関する仕事がしたくて放送業界をめざした。しかしそれがかなわぬこととなってから、しばらくまともにプロ野球を見る気がしなかった。しかしふと見に行った近鉄−千葉ロッテ戦をきっかけにすっかり「はまって」しまったのだ。ここまで来るのに長い年月がかかったが、もう吹っ切れた、今は野球を見るのが楽しい。これが一番の楽しみだ。
　大阪ドームにヤフーＢＢ、北神戸あじさいスタジアム、藤井寺球場・・・ｅｔｃ今や二軍戦にも足を運ぶようになっている。もうこれは「病気」かも？マスコミ的な見方は大嫌い、大声を出して贔屓のチームを応援する。

　身近にいる野球でもサッカーでも知ったかぶりの奴等は「世界的にレベルが・・・」などと未だにくっだらない事を言う奴はいるが、そんな奴の言うことは無視無視！今、目の前にあるプロ野球をシーズン中は思い切り楽しみたい。野球の前では僕はただのファンなのだから。


（檜川彰人）

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