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『ついに「奴」が現れた。私は差別主義者ではないが、「奴」の存在だけは許し難く、どうしても受け入れる事は出来ない。嫌悪感を持っている。殺意すら持っている。
 マンションの8階だからと油断していたのが間違いだった。自己嫌悪だ。「奴」は何処にでも現れる。玄関から不法侵入したのか、開け放しの窓を蹴破ったのか、壁の隙間から忍び込んだのか。
 数週前の夜、流しの下にある戸棚を開けたのが全ての始まりだった。「奴」はそこに現れた。小鍋の脇で「奴」は息を潜めていた。そして私は凍りついた。
 人を小馬鹿にした様に動く触覚、妙に艶々した褐色の肉体が目に飛び込び、殺意よりも先に恐怖心が湧いた。即座に扉を閉め、深呼吸をし、その日はそれで眠りについた。
 あの日以来、あの忌まわしい扉を開けていない。』



 いやー、要するに、ゴキブリが出たんです。本当に苦手なんですよ。扉を閉めただけでは根本的に解決しないことは重々承知してはいるのですが、また姿を見なくちゃいけないと思うと、扉を開けられないんです。
 殺虫剤でスプレーをすると周りが汚れて面倒臭いし、ゴキブリホイホイだと姿を見なくちゃならないじゃないですか。最初から気がつかなかった事にするのが一番ですよね。
 
 あとは、大繁殖していないのを祈るばかりです。もし、扉が閉じなくなるくらい、ゴッキーが溢れてしまったらどうしよう。朝起きたら部屋一面が、褐色に埋め尽くされていたらどうしよう。眠っている間に口に飛び込んできたらどうしよう・・・。

 素晴らしい解決策をご存知の方は、ぜひ教えてくださいね。


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