古いテレビをついに処分しました。（今は「家電リサイクル法」があるため、簡単に粗大ゴミとして出せないんですね）１４型の周りが赤いテレビで、大学入学と同時に買い２２年以上も使ってきたテレビでした。もちろんリモコンなどはついてなく、チャンネルは手でガチャガチャと回すタイプで、もう１つＵＨＦ用のチャンネルがついていました。（「チャンネルを回す」という言葉は完全に死語ですね）

　１０年前、エアコンが故障して電気屋さんに来てもらった時、部屋に入るなりその人は「オッ。これ、まだ映りますか？」と言ってテレビのスイッチを入れ、「うん、これだけハッキリと色が出ていればいいですね。大事に使って下さい。」と言われたものでした。

　しかし、夏頃から画面が全体的に白っぽくなり、色もわからなくなってきました。３０年、４０年と使い続け「へえー！まだチャンネルを回すテレビがあったんだ！」と見た人が驚くぐらいになるまで現役でいてほしかったのですが、子供やカミさん達からの要望により新しいテレビを買いました。そして我が家が狭いため、古いテレビの居場所がなく残念ながら処分したのでした。

　私は貧乏性のせいか「物持ち」がいいようです。今履いている革靴は５年前に買ったものです。（かなり傷んできていてリタイアの時期が近い）洗濯機は結婚する前から使っていたものがまだ動いていまして、もう１３年選手です。（一度修理したことはあります）

　さて、そんな私が、今まで一番付き合いの長いモノは何か、と聞かれたら「体」と答えるのはどうでしょうか。これまでの使用期間中に顔半分が故障したことはありましたが、なんとか修理ができて、また使えるようになりました。耐用年数の半分を過ぎましたが、あと４０年ぐらいはこの体がもってほしいと思っています。

　ところで最近この体は、故障というほどでもないのですが１つトラブルが出てきました。それは「恐怖の中年太り」で、ウエストのサイズが大きくなってなかなか戻らないんです。どうもこれは簡単に修理できないんですよねぇ‥‥。

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