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今年もいろいろありました。最近の競馬のヒットはというと、開門時の馬と触れ合う時間が出来たことでしょうか。秋の東京開催では誘導馬がラチ越しにファンと触れ合ってお出迎えをしていましたし、中山でも例によって2頭のミニチュアホースと共に、真っ白なアンダルシアンが入場したファンをお迎えしていました。

 誘導馬は競走生活を過ごした馬が多く、馬券の対象から離れて改めて見ると、別の感慨が浮かんできます。今年、レーシングプログラムには各競馬場の誘導馬のプロフィールが紹介されていて興味深く読みました。中でも担当者からの一言には傑作が多く、担当者と馬との結びつきが浮かんで、温かな気持ちにしてくれたものです。見逃した方のために中山分を紹介しましょう。

イワミワン(15歳)
「よく誘導の前に仮病を使うので、仮病を使わず頑張れ」
ダイワタゴール(11歳)
「乗り心地は抜群ですが、キレたらすごいんです」
シゲサンライズ(8歳)
「誘導中、尻尾をブンブン振り回したりせずに、早く一人前になって下さい」
メイショウセントロ(14歳)
「地下道からの上がり口でわざと暴れるのはやめてほしい」

 実に個性派が多いですね。馬場入場というと、ある種の厳粛な雰囲気があるんですが、ゼッケンでこうした馬たちの馬名を確認すると、思わずニヤッとしてしまいます。馬に一歩近づけたのでしょうか。


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