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日本相撲協会を廃業した曙がまもなくK−1デビューをする。大騒ぎの記者会見後はしばらく「ボクシングを練習に取り入れた」などの記事がスポーツ紙を賑わせていたが、「鼻血ブー」の写真が出てからは、あまり情報を目にしない。
長いブランクがあっても、プロレス的なファイトが出来るボブサップが対戦相手なので、いきなり無様な試合をしないとは思うが、曙は相撲では横綱を張ったが、K−1では所詮、初心者。本格的に闘える体を作り上げるのには時間が掛かるだけに、長い目で活躍を見守って行きたい。

大相撲では、小錦、舞の海、若乃花、曙などの人気力士が、引退後相次いで協会を離れた。協会にとって大きな損失だ。もちろん相撲協会の組織としての魅力の低下が大きな要因の一つでもあろうが、なんとか、彼らを踏み留ませる手立てはなかったのか。

多くの力士は30台前半で引退する。彼等は相撲では通用しなくても体力はあり余っている。他の格闘技なら、まだまだ通用するのではないかと考えても当然だ。しかも、相撲人気は下火だが、他の格闘技は華やかだし女性にもてる。これは大きい。今のままでは人材流出を止められない。大相撲への入門者も大きく減っている中、改革が急がれる。

そこで、「力士に現役のまま他競技への参加を認める」制度を作ってはいかがだろうか。「髷を結う」、「年6場所は必ず参加する」と言う条件をつければ、それほど非現実的でもないのではないか。
高見盛がK−1に参戦すれば、K−1側も喜ぶに違いない。逆にボブサップが土俵に上がれば大相撲にも客は入る。そうすれば、朝青龍VSボブサップという相撲が見られる可能性があるはずだ。

相撲でも他の格闘技でもスターになれる選手は少ないだろうが、
「今年のK−1チャンピオンは荒汐部屋の幕下力士」なんて事になれば、大相撲の入門者も増えるだろう。


「最強の格闘技・相撲」の復権へ、大胆な改革を期待したい。


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