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札幌17,101人、新潟19,430人、小倉13,582人。これは新潟記念が行われた8月31日の各競馬場の入場人員。合計でも50,113人。
 かつてアイネスフウジンが勝った平成2年の日本ダービーデイ、東京競馬場の196,517人の入場人員レコードと比較するまでもなく、競馬場に足を運ぶファンの減少傾向が目立ちます。

 いよいよ秋競馬の開幕、いわゆる中央場所になってどれだけ盛り返せるのか、主催者ならずとも気になるところです。

 少子化の影響は世の中全般に確実に表面化しており、競馬だけが例外とは思えません。こうした傾向をふまえてというわけではないですが、最近、熟年層の方々に競馬の魅力をお話しています。そして必ず競馬場へ来ていただくようにするのです。
 大半の方が私より高齢の方々ですから、競馬場という言葉に対するイメージは、ほぼ想像が付きます。汚い、恐い、うさんくさいと世の中の諸悪の根源のような概念が頭の中に渦巻いていることでしょう。食わず嫌いの状態ですね。

 まあ一度来て頂いたからといって、即、競馬ファンという風にはなかなかならないわけですが、それでも今までの否定的な考え方からは、確実に変化していることは実感しています。
 世の中にある楽しみ方の一つと捉えてスリルを味わう気持ちになって頂ければ幸いです。

 競馬場のイベントも、もう少し大人が楽しめる部分、本当に競馬を楽しむ人たちの為の企画が増えることを願っています。


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