今年から一回限りの出走となった２歳新馬戦。その影響が、競馬の大きな流れの上でどう出ているのかはわかりませんが、僕なりに、２歳戦に対して感じていることがあります。

　それは『２歳未勝利戦が馬券的に狙いやすくなった』ということです。

　新馬戦が一回限りで賞金アップとなり、各陣営の仕上げ、本気度が上がったのでしょうか？おかげで、負け組が向かう次走・未勝利戦での戦力分析がしやすくなったと、ここまでのわずかな期間、サンプルですが、僕は感じているのです。

　一回限りということで、新馬戦出走馬の仕上がり状態が、昨年までより上がっていることの表れなのかもしれませんが、初戦の負け組が迎える２戦目以降の“上積み”“変わり身”という厄介なファクターが、軽減されているように感じるのです。

　数字を分析するだけである程度買い目も絞れ、その上、新馬戦毎、レース毎のレベル差から生まれるおいしいオッズ（人気は人によって作られるモノ）に目をつければ、難なく好配当ゲット、なんてことも狙えるのですよね。

　例年、夏の２歳未勝利戦にはほとんど手を出さなかった僕ですが、以上の理由から、この夏は積極的に狙っています。
　これが偶然なのか必然なのか・・・。今後も馬券を買いながら慎重に見極めたいと思っています。

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