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放送のデジタル化が進む昨今、ラジオたんぱではBS、CSなど様々なメディアに音声を提供しているが、本筋はやはり短波による放送。だが、放送メディアが増えるにつれ、短波の欠点である雑音、混信、フェージング(電波の干渉によって聞きにくくなる状況)が短波による放送の相対的地位を減じてきていた。

 ところが、最近になってヨーロッパで中短波のデジタル化が実験の段階から商業化へと大きく進み始めて状況が変わってきた。デジタル化によって上記の3つの欠点が一気に解消されるうえ、音質もFM放送並のものに一気に向上するというのだ。

 いいことずくめの短波のデジタル化。ヨーロッパでは2年後から商業放送を開始する予定。アジアもそれに追随するのは間違いない。何と言っても、ひとつの送信所で中国全土がエリアに入り小型ラジオでFM並の放送が実現するのだ。ヨーロッパでプロジェクトを進めるDRMのホームページでは「近い将来、全世界の30億台のラジオのうち25億台がデジタルに取って替わられるだろう」との予測を掲載し、将来のステレオ化への可能性にも言及していたりする。

 資金面、制度面など障害はいくつかあるだろうが、短波のSWがスーパーウエーブのSWとして認識される日も近いような気がする。

 乞う、ご期待!


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