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京成杯が行われた1月19日(日)、私は中山競馬場ではなく、三浦半島の葉山にいました。マリーナや御用邸で有名な葉山です。寒かったものの、あまり人もいなく落ち着いた海岸の風景に久しぶりに心が癒された思いがしました。といっても遊びではなく一応仕事で行ったんです。ラジオたんぱとBSCで2月11日に放送される「藻類からのメッセージ〜人も地球も藻類から」という番組の取材で三浦半島を車で回ったんです。

 メンバーは私とプロデューサーとディレクターとドライバーとコーディネーターというラジオの取材しては大編成メンバーと、出演者である女子高校生、さらにこの番組の主役である藻類学者の石川依久子先生という計7人でした。藻類というのは、まぁ昆布とかワカメといった海藻のことです。こんな適当な定義では石川先生に怒られそうなのでもう少し詳しくすると。海や河や湖に住む光合成をして酸素を放出する生物、という感じでしょうか。クロレラなどの微細藻類もこの中に入ります。

 「興味なし」と、皆さんは思うでしょう。でも日本人と藻類の関わりは古く、そしてこれからも重要なものなんだそうだ。藻類研究の分野では日本が1番進んでいて、藻類から得られる薬やエネルギーで世界に貢献できる。藻類が日本経済を救うかもしれない。日本だけでなく温暖化現象などの地球環境の危機を藻類が救うことができる。とまぁこんな感じの番組です。

 この番組もポイントは石川先生のキャラです。東京学芸大を退官された藻類研究一筋の先生で、よく言えば一徹、悪く言えば頑固な方です。普段は普通のおばあちゃん(失礼)なのですが、藻類のことになると全く譲りません。某水族園や某企業も滅多切りです。番組の意図に合わせようなんていう気も全くなく、久しぶりに苦労しました。

 こんな元気なお年寄りは故野平祐二さん以来でした。この番組は2月11日に放送されます。かなりの力作(?)なので良かったら聴いてください。


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