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先月、何年かに一度の大掃除で、古い日記を発見しました。小学校1年生から6年生まで、一日も休まず日記を書いていたものです。日記の束が残っていたのは知ってはいましたが、怖くて中身を読んではいませんでした。しかし、勇気を振り絞って我が日記を読んだ結果・・・。

 小学校1年生なんて、本当にアホなんですねえ。あまりにくだらない文章で呆れてしまいました。今ちょうど小学校1年生の私の甥っ子と比べると、あきらかに情けない文章しか書けていません。なかば自棄ではありますが、生まれて初めて書いた日記と、先生の感想をご紹介しましょう!


昭和56年1月8日(木)
『きょうから学校がはじまります。おねえさんといっしょに学校へいこうとしたのにカゼで三十八ど九ぶもねつがあるので、むりでした。だから一人でいきました。クラスぜんいんが休まないできました。せんせいもきました。ぼくはうれしくて心ろがつまったくらいになりました。

しぎょうしきのじかんになってたいいくかんにはいってすこしたったら「おならくさいぞ」とぼくは心でおもいました。○○くんのほうからにおっているので○○くんがやったのかとおもいました。すこしたってしぎょうしきがおわってからきょうしつにかえってせんせいがすこしはなしをしてせきがえをしました。

<長方形を4つ並べて>
うえのずのようにせきがかわりました。かえりのしたくになったとき、きょうはなんじかんがしりたくなりました。かえりピアノがあるのをわすれたのでいそいでかえったら、まだごぜんなのでまにあいました。』

<先生の感想>
『きょうは、しぎょうしき。おならのにおいをかがせられたり、先生や、みんなにあえたり、ことしは、うんがいい年になりそうね。おねえさん、おだいじに。
ピアノ、べんきょう、いろいろなことで、がんばっていこう。』


 良く言えば微笑ましい文章ですね(笑)。その後の日記も『靴をかくされたから上履きで家に帰った』『お父さんと相撲を取ったが、北の湖になっても若乃花になっても負けたけど、鷲羽山になったら勝った』など、お気楽な文章が続いています。

 こんな文章ですら、読めばそのときの情景が浮かび、懐かしさを感じます。いま日記をつけ、それを20年後に読んだら、いったい何を感じるのでしょうか。
「緊張感のない日常生活だよなあ」50歳になった私のつぶやきが聴こえてきそうです。


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