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大井競馬場で行われた金盃のレース後の関係者のコメントは以下の通り。

1着ルースリンド
 内田博幸騎手
「断然の1番人気でしたし、ここでは負けられないという思いはありましたが、馬は生き物でレースでは何が起きるかわかりませんからね。レースでは中団から行って、向正面に入ってペースが遅くなり、さらに3コーナーで遅くなったので末脚はシッカリしているこの馬を信じて馬なりで上がっていったんです。スムーズなレースで今までで一番良い内容のレースだったんじゃないですかね。この馬は亡くなった佐藤隆騎手が大事に乗って育てた馬なんです。最後の直線は佐藤さんが後押ししてくれたんだと思います。僕は来月中央競馬に移籍しますが、そんなことは考えずにこの馬の力を出すことだけを考えて乗りました。地方、中央関係なく、これからも競馬を応援してください。」

 矢野義幸調教師
「内田騎手もこれが地元での最後の重賞レースだけに腹は決まっていたようでした。だからレース前に何も言うことはありませんでした。これまで中央の強いメンバーとやってきたので、このメンバーでは負けられないとは思っていました。でも、勝ったなとはゴールに入るまで思いませんでしたよ。7歳になりましたが、今がピークと言ってもいいかもしれません。休養などでそんなにレースを使っていませんからね。これだけの結果を出せるようになったのは脚元の不安がなくなったからです。調教もビシビシやれますからね。今後についてはローテーションは決めていませんが、もう一度中央の強い馬を相手に勝負したいと思っています。」

2着ナイキアースワーク 戸崎騎手
「初めて乗りましたが、走りますね。力がありますよ。相手はルースリンドだけと思ってくっついていきました。最後は離されてしまいましたが、久々で58キロという厳しい条件でも走ってくれましたから力があるんですね。仕上がりも良かったですよ。」

4着ロイヤルボス 繁田騎手
「最後は甘くなってしまいましたが、今具合が良くなってきているようです。この調子でいって欲しいですね。ただこの距離は少し長いようです。」

(取材:小林雅巳)


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