JRAの2008年(平成20年)度の新規騎手免許試験に合格した高知競馬所属の鷹野宏史(片山宏史)騎手のコメントは以下の通り。
鷹野騎手のコメント
「JRA騎手免許試験合格の報を聞き、ほっとし、また嬉しいです。5年前、40歳を目前にし引退も含め今後を考え始めましたが、4年前に赤木高太郎騎手が一次試験から受験し合格したことで、JRA騎手への希望を持ちました。
二次試験前に落馬でくるぶしを痛めていましたが、一次試験をクリアするのに4年かかりましたし、息子(次男)が先にJRA競馬学校騎手課程に合格していたこともあり二次試験受験をあきらめようとは全く考えませんでした。
息子とは(息子の)受験をきっかけによく競馬の話をするようになりました。親としては追われる立場なので、息子の目が一番気になります。3年後に親子対決が実現できるように頑張りたいし、(3年後)46歳でも「負けない」というところを見せたいです。
JRAでの騎乗経験はないのでゼロからのスタートになりますが、まずは1勝したいです。43歳にして地方競馬からJRAに移籍したということで、注目されると思いますが、逆にこの年齢でも出来るというのを見せたいと思います。
(高知競馬は現在厳しい状況にあるが)自分が頑張ることで、高知競馬の騎手もやる気になると思いますし、ファンの皆様にも引き続き応援していただきたいと思います。」
[鷹野宏史(戸籍:片山宏史)騎手のプロフィール]
生年月日 昭和39年10月4日 43歳
出身地 高知県出身
所属厩舎 松木啓助
初騎乗 昭和57年4月16日
通算成績 14344戦2190勝(2月13日現在)
リーディング 2回(昭和60年、平成2年度)
昨年のリーディング順位 5位
(高知県競馬組合ニュースリリースによる)
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