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高知競馬場(曇 不良)で行われた、全国各地のキャリア3年以内の若手騎手による第22回全日本新人王争覇戦(ダート1400m)は、地元・高知の石本純也騎手が接戦を制して優勝した。

1番人気に推されたカクショウに騎乗した石本純也騎手は果敢に先行し、4コーナーを回って直線でもまだ1馬身ほどのリード。最後方から一気のマクリを見せたミルスペック、外から脚を伸ばすシンボリマーリンズなどが迫るがカクショウの脚色は衰えず。さすがに最後は一杯になりミルスペックに急追されたが、ハナ差凌ぎ切って見事に優勝した。高知所属の騎手がこの競走に優勝するのは、第7回(1992年)の西内忍騎手、第20回(2006年)の森井美香騎手以来3人目。

石本純也騎手は1987年8月26日生まれの20歳。高知・田中伸一厩舎所属。初騎乗は2007年4月7日(高知4Rマイティスズカ・7着)。ちなみに初騎乗時の1着馬は、今回のレースで2着だったミルスペック。初勝利は同年5月5日(高知1R・モエレライジング)。このレース終了時点で、通算成績は390戦29勝。

2着はミルスペック、安原勝久騎手(兵庫)が手綱を取った。3着は松崎正泰騎手(大井)が騎乗したシンボリマーリンズ。JRAから参戦した北村友一騎手(ポライトワールド)は4着、田中博康騎手(ヒデノシーザー)は10着だった。

なお、このレースに出場予定だった瀬沢宙騎手(兵庫)が、ケガのため騎乗できなくなった。また、安原勝久騎手が騎乗予定だったセニョールベストが、禁止薬物に関する公正保持のため競走除外になった。このため、安原騎手は瀬沢騎手が騎乗予定だったミルスペックに騎乗した。

(高知競馬公式ホームページなどによる)


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