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園田競馬場で行われたダートグレードレース=第7回・兵庫ゴールドトロフィー(JpnIII・1400m・稍重)は、トップハンデ59.5kgを背負ったJRAのリミットレスビッドが連覇を達成した。

 今年からハンデ戦に衣替えした兵庫GTでは、リミットレスビッドの59.5kgを筆頭に、プリサイスマシーン59kg、アグネスジェダイ59kg、メイショウバトラー57kgと、JRAの実績馬には厳しいハンデが課せられた。対して昨年4着で現在6連勝中の地元のベストタイザンが54kgで出走でき、地方馬にもチャンスがあると予想されていた。

 レースは、ハンデ56kgのキングスゾーン(愛知)が逃げ、アグネスジェダイ、プリサイスマシーン、メイショウバトラー、リミットレスビッドが一団で追走、その後ろにベストタイザンが控える展開。3コーナー過ぎでアグネスジェダイが強気に先頭に立ち、プリサイスマシーンがそれを交わして粘りこみを図るが、メイショウバトラーとリミットレスビッドが外から追い込む形に。
 最後は勢い良く伸びたリミットレスビッドが差し切り、トップハンデを物ともせずに連覇を達成した。鞍上は岩田康誠騎手。勝ち時計は1分26秒3.半馬身差2着にプリサシスマシーンが粘り、クビ差3着にメイショウバトラー、地元期待のベストタイザンはよく追い込んだが4着止まりだった。

 勝ったリミットレスビッドは父サンデーサイレンス、母エリザベスロ−ズ、母の父ノーザンテーストと言う血統の牡8歳。栗東の加用正厩舎の管理馬。通算成績は42戦13勝となった。


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