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阪神11Rの鳴尾記念(3歳以上GIII・芝1800m)は、8番人気ハイアーゲーム(藤岡佑介騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分47秒5。ハナ差の2着に3番人気エイシンデピュティが、クビ差の3着は同着で5番人気アドマイヤフジと4番人気アドマイヤオーラがそれぞれ入線。

ハイアーゲームは美浦・大久保洋厩舎の6歳牡馬で、父サンデーサイレンス、母ファンジカ(母の父Law Society)。通算成績は22戦5勝となった。

レース後のコメント
1着 ハイアーゲーム 藤岡佑介騎手
「久々を2度使って状態は上向いていると聞いていました。流れは遅くなるだろうと思っていたので、好位置につけて一発狙いました。3コーナーで折り合って直線では出るところを探すだけでした。最後はひと伸びしてくれましたね。さすがに走る馬でまだまだイケるんじゃないですか」

大久保洋吉調教師
「8番人気とは人気がなさすぎるなぁ。先週の追い切りも動きが良くて、この馬らしさが戻ってきたと思っていたんだよ。右回りは確かに実績がないが、1800mは勝ったことあるし、今は外回りで直線が長いからどうにかやれると思っていたんだ。年も年だから、そうそう大きなところは何度も使えないから有馬記念には登録するつもりですよ。あくまで状態を見てからだけどね」

3着 アドマイヤオーラ 安藤勝己騎手
「ある程度前に出して行ってくれと言われていたんだけど、まさかあんなに行くとは思っていなかったよ。前半は少しチグハグな競馬になってしまったね。最後も抜けかけてからフラフラしてしまった、久々で苦しかったのかも知れないね。勝ち馬と内外はなれていたので体が併さった形なら抜けるだけの感じはあったけどね。さすがに能力はあるよ」

8着 ドリームジャーニー 武豊騎手
「スローになって上がりの競馬になると思っていました。だから、ある程度の位置につけようと前に行きました。また、こういう競馬が出来るようになれば良いんじゃないでしょうかね」


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