お知らせ:

競馬実況web

「ハンカチ王子」に「ハニカミ王子」。王子ブームが競馬界にも?その候補はタケショウオージ。デビュー戦は小回りの福島、目の覚めるような伸び脚を見せて差し切った。ピンクカメオ、クーヴェルチュールの国枝厩舎から、また楽しみな若駒の登場だ。国枝調教師のコメントは以下の通り。

●タケショウオージについて国枝栄調教師

「デビュー戦は特に心配する点も無く、理想的な競馬ができたと思います。母の父ニホンピロウイナーで、兄姉もスピードが身上ですが気持ちが高ぶりやすいので短距離で活躍しましたが、この馬は父がコマンダーインチーフに替わりました。まだ1度しか使っていませんから何ともいえませんが、普段は落ち着いていますし、レースの中でいろんなことを学んでもらおうと思って1800mでデビューさせました。入厩当初から動きが素軽く、追ってからの反応がいいので「かなりいける」とは思っていました。

体はデビュー当初からひと回り大きくなって、10キロぐらい増えているのではないでしょうか。マリーゴールド賞も考えましたが放牧に出し、新潟2歳Sを目標に戻しました。追い切りは前の馬を追いかけながら折り合いをつけて、終いを伸ばすという内容。少しペースが速かったので折り合いもつきましたし、いい時計でした。よかったですよ。

小回り福島から直線の長い新潟へコースが替わりますが、今後は東京も含めて広いコースでレースしなければいけませんからね。ポイントは折り合いでしょう。どういう流れになるかが鍵となるのではないでしょうか。ある程度はペースが速くなって、折り合って追走してくれるといいのですが。

まだまだ先は長いですが、ひとまずはここでいいレースをしておきたいですね。できればいい馬場で、終いの生きるレースで結果が出せればと思います」

(取材:小塚歩)


お知らせ

お知らせ一覧