1989年の天皇賞・春、宝塚記念、有馬記念を勝ち、その年のJRA年度代表馬に選ばれたイナリワンが、8月18日(土)の大井競馬場で行われるイベント「イナリワン里帰り」に登場することになった。
当日は、19時40分頃から実際にコースのゴール前付近でお披露目されるほか、優勝した第34回東京大賞典の「プレイバック実況」も行われる。かつて手綱を取った宮浦正行現調教師も参加する予定。
イナリワンは父ミルジョージ、母テイトヤシマという血統で今年23歳。現在は、北海道日高郡新ひだか町の「ポニーファーム」で余生を過ごしている。
現役時代には1986年12月の大井でのデビューから無傷の8連勝。1988年に東京大賞典を制した後、翌年中央入りした。通算成績は25戦12勝。
イナリワンが古巣・大井に登場するのは現役時以来18年ぶりで、久々の里帰りとして注目されそうだ。
(TCK特別区競馬組合のリリースによる)
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