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6月3日東京競馬場で行われる第57回安田記念に出走予定の香港からの遠征馬の今朝の調教状況と関係者のコメントは以下の通り。

●エイブルワン(香港・セン5歳)
〈調教状況〉
べンジャミン・ハル攻馬手が騎乗して、7時50分に馬場入り(ダートコース)。ダクからキャンターでコースを1周。その後常歩で3/4周。8時06分に退場。

〈ベンジャミン・ハル攻馬手のコメント〉
「輸送が非常にスムーズだった上に、食欲旺盛なので場体重はあっという間に戻している状態。2本の追い切りで仕上げる予定だが、特に太めという程ではない。安田記念への参戦は、チャンピオンズマイル優勝後状態が良く、アジアマイルチャレンジのレースである安田記念の結果によっては、ボーナスのチャンスがあることが大きな動機になった。明日の調教メニューは今日の午後に来日する調教師が決めると思う」


●グッドババ(香港・セン5歳)
〈調教状況〉
シンユウ・ホイ厩務員が騎乗して、7時55分に馬場入り(芝コース)。キャンター、ダク、キャンターでコースを1周半。最後の直線は追い切った。8時10分にコースを後にした。

〈アンドレアス・シュッツ調教師のコメント〉
「馬の状態は申し分ない。輸送での馬体減りもほとんど無く、満足している。レースにはフレッシュな状態で臨むといい結果が出るので、いつも直前は軽い調教を心がけているが、今日の追い切りでは少しリラックスしすぎている感があるため、明日もう一度追い切るかもしれない。芝のコンディションは自分でも歩いてみたが非常に良いと思う。素直で強い精神力を持っているので、レース展開は問わないタイプの馬だ」

●ジョイフルウィナー(香港・セン7歳)
〈調教状況〉
ベンジャミン・ハル攻馬手が騎乗し、8時29分にダートコースへ。ダク、キャンターで1周半。常歩で半周した後、8時44分にコースを後にした。

〈ベンジャミン・ハル攻馬手のコメント〉
「安定感抜群の馬であり、今年は去年より輸送もスムーズに来れたので、いい枠、出来れば内の3〜6番枠くらいを引ければ、更に昨年の順位(3着)を上げることも期待出来ると思う。既に体が仕上がっているので、強い追い切りは必要ないと判断しているが、明日の調教メニューは調教師が決定するだろう。前走ではスローペースの中、後方から凄い脚で伸びてくれた。東京の長い直線は、この馬の脚質からもぴったりだと思う」

●ザデューク(香港・セン8歳)
〈調教状況〉
デール・ビュッセイ攻馬手が騎乗して、7時55分に馬入り(ダートコース)。ダクで半周、キャンターで半周の後、再びダク、キャンターをそれぞれ半周づつ。8時10分には馬場を後にした。 

〈デール・ビュッセイ攻馬手のコメント〉
「馬は今日も落ち着いている。大らかな性格の持ち主で、輸送の影響は全くない。健康状態も申し分ない。昨日の雨で馬場(ダート)はとても走りやすく、調整はうまく進んでいる。日本に来る前に香港で3回ばかり追い切っているので、馬は仕上がっていると言ってよい状態。明日もう一度追い切ってピリッとさせる予定」

(JRA報道室発表)


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