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26日(日)東京競馬場で行われるジャパンカップ(GI)に出走するフリードニア(フランス 牝4)について、共同会見での関係者のコメントは以下の通り。

●今日の調教内容
 クロード・ルノワール調教助手が騎乗し、馬場入りせず角馬場で10分ほど軽い運動をしたのみ。

●アラン・クーパー氏
(馬主のニアルコス・ファミリーのレーシングマネージャー)
「秋に使うレースを考えたときに、フランス国内には丁度良いレースがなかったので、前走はアメリカへ遠征しました。ペースが思ったほど上がらなかったのですが2着と頑張ってくれました。その後の状態もよく、JCに呼んでほしいと思っていたところに招待されました。この馬には距離やペースが合うと思います。ウィジャボードほどの知名度はありませんが、遅咲きで、ハモンド調教師のお気に入りの1頭です。

 距離は2000m以上がベストでしょう。日本の硬い馬場も合っていそうですし、ペースも速いほうがいいですね。最後の300mでグッといい脚を使う馬です。事前にはブリーダーズカップも候補に入っていましたが、よりフレッシュな状態でJCに向かいたいということでJC一本にしました。

 相手は強いですし、レーティングでも上位の馬が多いですが、いいレースを見せられればと思います。外国紙がオッズ66対1の穴馬と見ているのは残念ですが(笑)、それを覆す走りをして欲しいですね。

 輸送で減った体重も元に戻っています。今朝見たら状態は良さそうです。あとは調教師との相談になりますが、馬は仕上がっていますので、レースまでは強い追い切りはせずにキャンターでの調整になるでしょう」

●クロード・ルノワール調教助手
「来日時に興奮していて落ち着くのに時間がかかり、また白井の競馬学校に到着してからは微熱が出てしまいました。しかし現在では状態は良くなっています。初めての遠征競馬となった前走もレース後にすぐ息が入りましたし、少ない経験でも対応してくれました。直線の長いコースで、スピード競馬はこの馬に合っていますし、力は出してくれるはずです」

(取材:小塚歩)


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