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京都11Rの第67回菊花賞(GI・芝3000m)は8番人気ソングオブウインド(武幸四郎騎手)が優勝、GI初制覇を飾った。勝ちタイムは3分2秒7(良)のレコード。2着に2番人気ドリームパスポート、3着に3番人気アドマイヤメインが入った。皐月賞、日本ダービーに続く3冠制覇の期待が掛かった1番人気メイショウサムソンは4着に敗れた。

レースを主導したのはアドマイヤメイン。1000m通過58秒台の速いペースで後続に10馬身以上の差をつけて大逃げを打った。メイショウサムソンは3〜4番手、ドリームパスポートは中団やや前めの7〜8番手、ソングオブウインドは後方3番手からレースを進めた。ペースを落とした中盤も後続との差を5馬身以上保ったままレースを引っ張ったアドマイヤメインがそのまま先頭で直線へ。逃げ粘るアドマイヤメインを追撃したのは直線入口で外へ持ち出したドリームパスポート。そして後方からさらにその外を回したソングオブウインドの2頭。残り50mあたりでアドマイヤメインを捉え、最後は2頭が馬体を併せるようにゴールに飛び込んだが、勢い勝るソングオブウインドがクビ差競り勝った。メイショウサムソンは4角で2番手まで上がる早めの競馬を見せたが、直線いつもの伸びが見られず4着に終わった。

ソングオブウインドは栗東・浅見秀一厩舎で、父エルコンドルパサー、母メモリアルサマー(母の父サンデーサイレンス)という血統の3歳牡馬。通算10戦3勝で、重賞は初勝利。


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