お知らせ:

競馬実況web

15日に京都競馬場で行われる牝馬3冠最終戦=秋華賞(GI)に出走するカワカミプリンセスについて、追い切り後の関係者のコメントは以下の通り。


●カワカミプリンセスについて西浦調教師

「良い具合でレースに臨めそうです。やれる事はやってきましたし、予定通りの調整が出来ました。自分が思っている以上に馬も良くなっていますし、力もつけてきています。

 女の子にしては飼い葉食い良く内臓が丈夫なんです。その分、心配機能も鍛えられますし、全身の筋肉にも張りがあります。春に比べて成長しているので、馬体重はプラス12〜14kgくらいで出走させられると思います。

 精神面でも、夏場を過ごした育成場のスタッフがケアしてくれたお陰で、落ち着いてきました。

 京都は初めてですが、気にしていません。道悪は、新馬戦がドボドボの馬場でしたから、大丈夫だと思いますよ。

 テイエムオーシャンの時はオークスで負けていたので秋華賞を勝ちたい気持ちが強かったですね。今回は無敗で秋華賞を獲らせてあげたいので、やはり負けたくないですね。出来れば、秋華賞とエリザベス女王杯を無敗で制して、来年は牡馬相手に競馬をさせたいと考えています。

 春より一段と成長したプリンセスを見に、ぜひ競馬場に来てください」


●カワカミプリンセスについて本田騎手

「順調に調整してきているので、今日の追い切りは馬なりで流した程度でした。だんだんと馬がしっかりしてきましたし、落ち着きが出て扱いやすくなってきました。

 ポン使いがどうなるかはわかりませんが、やる事はやってきていますので大丈夫だと思います。

 京都コースは初めてですが、力のある馬ですし、特に気にしていません。道悪になったとしても、一瞬の切れ味よりも、平均的に長く良い脚を使うタイプですから大丈夫でしょう。

 テイエムオーシャンの時は、既に休み明けで勝った実績があったので、ポン使いの心配はありませんでした。今回は未知数ですが、折り合い面に関しては、テイエムオーシャンの時よりも自信はありますよ。

 自分が考えている以上に強い馬なんでしょう。力を出せれば、良い結果が出ると思っています」


(取材:舩山陽司)


お知らせ

お知らせ一覧