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詩人で競馬評論家の志摩直人氏が、14日午後9時56分、心筋梗塞のため西宮市内の病院で亡くなった。81歳だった。

通夜は15日午後6時から、告別式は16日午後1時30分から、いずれも兵庫県西宮市のエテルノ西宮で行われる。喪主は姪の志摩美嶺子氏。なお遺族の意向により密葬で執り行われる。

志摩直人氏(本名同じ)は大正13年生まれ。関西学院大学文学部英文学科を卒業後、同大学院美学科修了。詩人として詩・歌集・小説を発表する傍ら、競馬を愛し、競馬をテーマとした詩の分野を開拓して多くの詩・書籍を発表した。主な作品には競馬書籍空前のベストセラーとなった「風はその背にたてがみに」「見わたせばロマンの競馬場」「名馬の故郷」など。

昭和40年代から関西テレビのレギュラー解説者として活躍。日本で初めてのテレビ競馬中継レギュラー解説者だった。北海道の牧場をこよなく愛し、また女性ファンのためのレディースデーの講師を初回から25年間務めた。平成16年にはJRA創立50周年を記念し、長年の競馬への貢献が称えられ「功労賞」の表彰を受けた。

(JRA報道室発表)


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