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10月1日(日)フランス・ロンシャン競馬場で行われる凱旋門賞(G1)に出走を予定しているディープインパクト(牡4 栗東・池江泰郎厩舎)。日本から駆けつけた武豊騎手を乗せて、本番が行われるロンシャン競馬場でスクーリングを兼ねた追い切りを行った。詳細及び関係者のコメントは以下の通り。

●今日の調教内容(現地時間9月13日)
7:00    ロンシャン競馬場に到着
        馬房に入り、厩舎地区やパドックのスクーリングを行う
9:40過ぎ  リードホース、帯同馬のピカレスクコートとともに馬場入場
        常歩でゴール板を通過。
        その後スタート地点までキャンターで向かい、周辺をスクーリング。
10:00   スタート地点から、ダク→キャンターでゴール地点に向かう。
        リードホースを先頭にディープが2馬身後方から追走。
        その後ろにかなり遅れたピカレスクが追走。
        ディープは直線で外に持ち出し、最後はやや強めに追って、
        先行するリードホースを交わし、2馬身先着した。

●タイム 4F:50秒0程度  3F:38秒0程度  1F:12秒0程度

●関係者のコメント
(池江泰郎調教師)
「多くの方がスクーリングを見に来られたことに驚いています。今日は天候・馬場に恵まれ、良い調教が出来ました。日本と同じリズムで調整ができています。これも現地のフランスの方々にお世話になっているおかげです。いい意味でトライアル的なことが出来ました。

 今日のスクーリングでの調教タイムは、最後の半マイルで50秒程度を想定していましたが、それに近い調教ができました。去年の夏の札幌に比べても、非常に順調で、身体にメリハリがあります。

 これから特に望むことはないので、本番までの18日間は、このまま順調にいって欲しいです。凱旋門賞は世界一のレースだと思っていますので、何とか良い結果を残したいです」

(武豊騎手)
「今日の動きには満足しています。最初は多少、物見していましたが、そんなにテンションが上がりすぎることもなく、気持ち的にもちょうど良い状態でした。スクーリングを経験したことによって、良い形で本番を迎えられるでしょう。

 馬はここまで順調にきていますので、僕は本番で彼が全力を出せるようにしっかり準備をするだけです。今日も良いスクーリングができたし、馬に関してはスタッフを全面的に信頼していますので、何も言うことがありません。凱旋門賞は僕も世界一のレースだと思っていますので、良い結果が出ることを望んでいます。

 心配なのは武豊自身です(笑)」

※ちなみに本日のスクーリング取材者は80名。うち日本人45名、フランス・イギリスの関係者が35名(テレビ4局のほか、テレビ、新聞社)。

(JRAパリ駐在員事務所発 報道室発表による)


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