札幌９Ｒの第５４回クイーンステークス（GIII・牝馬限定・芝１８００ｍ）は３番人気デアリングハート（藤田伸二騎手）が優勝、重賞初制覇を飾った。勝ちタイムは１分４６秒７（良）。２着に２番人気ヤマニンシュクル、３着に７番人気レクレドールが入った。

勝ったデアリングハートは道中５番手あたりを追走。勝負どころから徐々に仕掛け、４角でマイネサマンサと併走するように先頭へ躍り出た。そして直線早々に抜け出して後続を突き放し、余裕たっぷりにゴール。後方から外を通って４角で好位に取り付いたヤマニンシュクルが１馬身3/4差２着。同じく後方から、内めを徐々に上がったレクレドールがさらにクビ差で３着に入った。１番人気マイネサマンサは直線早々に一杯、８着に敗れた。

デアリングハートは栗東・藤原英昭厩舎の４歳牝馬で、父サンデーサイレンス、母デアリングダンジグ（母の父Danzig）。通算成績は１５戦２勝で、重賞は初制覇。

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