大井競馬場では３歳馬の統一ダートグレード競走（ＧＩ）第８回ジャパンダートダービー（１着賞金５０００万円、ダート２０００）が、北海道のフジノダイヒットが出走を取り消して１４頭で行われ、道中は４、５番手を進んだ２番人気のフレンドシップ（ＪＲＡ栗東・角居勝彦厩舎、内田博幸騎手）が直線で２番手から先に抜け出したバンブーエールを捕らえてゴールでは１馬身半の差を付けて勝った。
　３着にはフレンドシップをマークするように進んだ岩手のオウシュウクラウン。１番人気のナイキアースワークは後方から追い上げるも及ばず４着。武豊騎乗で３番人気に推されたナイアガラは大差の最下位に敗れた。

　勝ったフレンドシップは父フレンチデピュティ、母フレンドリービューティ（その父Ｓｔａｌｗａｒｔ）という血統の３歳牡馬。今年は小倉の未勝利戦から３連勝でオープンに駆け上り、５月の兵庫チャンピオンシップではグレイスティアラの２着となっていた。通算成績は９戦４勝。重賞は初勝利。

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